ソースネクストは4月17日、文字起こしAI「AutoMemo」の新Webアプリ「AutoMemo Home(オートメモ ホーム)」を発表した。6月にβ版を公開し、2023年8月に製品版を公開する予定だ。

オートメモ製品で録音した音声データを、Web上で文字起こし(テキスト化)する「AutoMemo Home」

また、4月17日から応援購入サービスサイトのMakuakeにて、今回のAutoMemo Homeを先行して利用できる「AutoMemo Home」および「AutoMemo Home S」のセットを販売する。価格は33,800円で、最大40%オフとなる数量限定特別割を用意。AutoMemo Homeの単体利用は14,000円。ともに、文字起こし100時間分のチャージが付属する。

オートメモシリーズは、録音した音声を文字起こし(テキスト化)して編集・共有する文字起こしAIデバイス。OpenAI社の音声認識エンジン「Whisper」を一部で採用し、適切なエンジンの実装によって高い精度の文字起こしを実現するとしている。

オートメモ製品とAutoMemo Homeを利用する流れ

WebアプリのAutoMemo Homeは、物理的なデバイスの「オートメモ」「オートメモ」、スマホアプリ「オートメモ App」といったオートメモ製品で録音した音声の文字起こしを行う。同じアカウントで利用しているオートメモ製品と自動で連携し、転送などの手間なく録音データをWeb管理できる。録音データ作成にはオートメモ Sなどを使う必要はあるが、今後はPCからの録音機能を実装する予定。

文字起こししたテキストは編集にも対応し、話者の自動認識機能も搭載。文字起こし結果を話者ごとのブロックに分割してくれる。1つのブロックで名前を変更すると、同じ人物と認識したブロックにも変更が反映されるので修正もしやすい。

話者を自動認識する機能を搭載

文字起こし後のデータは、閲覧専用のURLを発行して共有できる。ほかにも、録音データとテキストデータのメール転送機能、登録したクラウドストレージへの自動保存機能をサポートする。

すでにオートメモシリーズを利用していて、オートメモアカウントを所有しているユーザーは、同じアカウントでAutoMemo Homeを利用できる。