JNSホールディングス<3627.T>が急速に切り返しに転じ、一時24円高の413円まで駆け上がる場面があった。同社が前週末14日取引終了後に発表した、24年2月期の最終利益は前期比37%増の3億6000万円と急回復を予想しており、これを評価する形で投資資金が流入した。同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションを主力展開するが、企業のデジタル投資活発化を背景にAI・IoT分野の受託開発が収益を牽引する。なお、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は前期実績に1円増配の6円とすることも併せて発表している。

出所:MINKABU PRESS