<動意株・14日>(大引け)=ispace、TKP、ウォンテッドなど
ispace<9348.T>=物色人気集中でストップ高。同社は12日に東証グロース市場に新規上場しており、この日で上場3日目。初の宇宙ベンチャー企業のIPOとして高い関心を集めている。上場初日は寄り付かず、翌2日目に公開価格254円の3.9倍となる1000円で初値をつけた。同日の終値は1201円だった。この日も買い人気は続き、ストップ高の1501円まで値を上げた。商いも膨らんでいる。月への物資輸送サービスをはじめとした月面開発事業を手掛けている。22年12月に着陸船の打ち上げに成功しており、更に成功すれば民間企業として世界初となる月面着陸を計画。最短で26日にも月着陸に挑戦する予定であり、その結果が注目を集めている。ただ、同社の業績は赤字基調が続いており、今後の株価見通しには強弱観も対立している。
ティーケーピー<3479.T>=活況高。13日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比51.0%増の54億円、最終損益は67億円の黒字(前期は49億3600万円の赤字)を見込む。また新たな中期経営計画も公表。26年2月期に売上高575億円、営業利益94億円、経常利益91億円とする目標を掲げた。今後の成長を期待した買いを集めたようだ。前期はシェアオフィス「リージャス」の売却に伴い、特別損失を計上していた。今期の売上高は前期比28.1%減の363億円を計画するが、経済活動の正常化を背景に、貸会議室事業や宿泊事業の需要が回復すると想定する。中期計画では貸会議室市場の再拡大を見込んだ施策などを通じ、コロナ禍前の成長トレンドへの回帰を図る方針を示している。
ウォンテッドリー<3991.T>=大幅反発。同社は13日取引終了後、23年8月期第2四半期累計(22年9月~23年2月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比66.0%増の7億9300万円となったことが好感されているようだ。営業収益は同10.0%増の23億9600万円で着地。ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly」が順調に成長しており、2月末時点の登録企業ユーザー数は3万8000社、登録個人ユーザー数は369万人に達している。なお、通期業績予想については営業収益49億5000万円(前期比10.1%増)、営業利益15億5000万円(同23.8%増)とする従来見通しを据え置いている。
ブックオフグループホールディングス<9278.T>=続急伸で一気に年初来高値更新。13日の取引終了後、23年5月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は980億円から1010億円(前期比10.3%増)、最終利益は16億円から19億5000万円(同34.6%増)に見通しを引き上げており、好感されたようだ。国内ブックオフ事業は、トレーディングカード・ホビーやアパレル、貴金属・時計・ブランドバッグなどの伸長を背景に既存店売上高が想定を上回って推移した。大型IT投資の一部開発スケジュールの見直しに伴って、費用の計上が予想を下回って推移したことも寄与する。23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比12.0%増の754億700万円、最終利益が同46.3%増の18億8700万円となった。
ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>=5連騰で新値追い。13日の取引終了後、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を運営するTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENTの23年12月期第1四半期(速報値)実績を発表。売上高が前年同期比97.0%増の126億700万ペソ(約308億8700万円、1ペソ=約2.45円)、調整後EBITDAは同2.9倍の33億2600万ペソ(約81億4800万円)となり、これを好感する買いが入っている。カジノ収益が大きく膨らんだ。
Sansan<4443.T>=大幅高で5日続伸。年初来高値を更新した。13日の取引終了後に発表した23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の営業利益が前年同期比2.3倍の5億3900万円となり、これを好感する買いが向かっている。中堅・大企業向け営業の強化が奏功し、主力の「Sansan」の売上高が伸びたほか、インボイス(適格請求書)管理サービス「Bill One」も契約が急増した。「Sansan」は営業を強くするデータベースをコンセプトに、従来のクラウド名刺管理サービスから営業DXサービスへと刷新し、新たな機能の搭載に取り組んでおり、これが新規ユーザーの獲得につながったようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ティーケーピー<3479.T>=活況高。13日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比51.0%増の54億円、最終損益は67億円の黒字(前期は49億3600万円の赤字)を見込む。また新たな中期経営計画も公表。26年2月期に売上高575億円、営業利益94億円、経常利益91億円とする目標を掲げた。今後の成長を期待した買いを集めたようだ。前期はシェアオフィス「リージャス」の売却に伴い、特別損失を計上していた。今期の売上高は前期比28.1%減の363億円を計画するが、経済活動の正常化を背景に、貸会議室事業や宿泊事業の需要が回復すると想定する。中期計画では貸会議室市場の再拡大を見込んだ施策などを通じ、コロナ禍前の成長トレンドへの回帰を図る方針を示している。
ウォンテッドリー<3991.T>=大幅反発。同社は13日取引終了後、23年8月期第2四半期累計(22年9月~23年2月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比66.0%増の7億9300万円となったことが好感されているようだ。営業収益は同10.0%増の23億9600万円で着地。ビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly」が順調に成長しており、2月末時点の登録企業ユーザー数は3万8000社、登録個人ユーザー数は369万人に達している。なお、通期業績予想については営業収益49億5000万円(前期比10.1%増)、営業利益15億5000万円(同23.8%増)とする従来見通しを据え置いている。
ブックオフグループホールディングス<9278.T>=続急伸で一気に年初来高値更新。13日の取引終了後、23年5月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は980億円から1010億円(前期比10.3%増)、最終利益は16億円から19億5000万円(同34.6%増)に見通しを引き上げており、好感されたようだ。国内ブックオフ事業は、トレーディングカード・ホビーやアパレル、貴金属・時計・ブランドバッグなどの伸長を背景に既存店売上高が想定を上回って推移した。大型IT投資の一部開発スケジュールの見直しに伴って、費用の計上が予想を下回って推移したことも寄与する。23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比12.0%増の754億700万円、最終利益が同46.3%増の18億8700万円となった。
ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>=5連騰で新値追い。13日の取引終了後、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を運営するTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENTの23年12月期第1四半期(速報値)実績を発表。売上高が前年同期比97.0%増の126億700万ペソ(約308億8700万円、1ペソ=約2.45円)、調整後EBITDAは同2.9倍の33億2600万ペソ(約81億4800万円)となり、これを好感する買いが入っている。カジノ収益が大きく膨らんだ。
Sansan<4443.T>=大幅高で5日続伸。年初来高値を更新した。13日の取引終了後に発表した23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の営業利益が前年同期比2.3倍の5億3900万円となり、これを好感する買いが向かっている。中堅・大企業向け営業の強化が奏功し、主力の「Sansan」の売上高が伸びたほか、インボイス(適格請求書)管理サービス「Bill One」も契約が急増した。「Sansan」は営業を強くするデータベースをコンセプトに、従来のクラウド名刺管理サービスから営業DXサービスへと刷新し、新たな機能の搭載に取り組んでおり、これが新規ユーザーの獲得につながったようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS