<動意株・14日>(前引け)=ブックオフG、ユニバーサル、Sansan

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 ブックオフグループホールディングス<9278.T>=続急伸で一気に年初来高値更新。13日の取引終了後、23年5月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は980億円から1010億円(前期比10.3%増)、最終利益は16億円から19億5000万円(同34.6%増)に見通しを引き上げており、好感されたようだ。国内ブックオフ事業は、トレーディングカード・ホビーやアパレル、貴金属・時計・ブランドバッグなどの伸長を背景に既存店売上高が想定を上回って推移した。大型IT投資の一部開発スケジュールの見直しに伴って、費用の計上が予想を下回って推移したことも寄与する。23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比12.0%増の754億700万円、最終利益が同46.3%増の18億8700万円となった。

 ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>=5連騰で新値追い。13日の取引終了後、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を運営するTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENTの23年12月期第1四半期(速報値)実績を発表。売上高が前年同期比97.0%増の126億700万ペソ(約308億8700万円、1ペソ=約2.45円)、調整後EBITDAは同2.9倍の33億2600万ペソ(約81億4800万円)となり、これを好感する買いが入っている。カジノ収益が大きく膨らんだ。

 Sansan<4443.T>=大幅高で5日続伸。年初来高値を更新した。13日の取引終了後に発表した23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の営業利益が前年同期比2.3倍の5億3900万円となり、これを好感する買いが向かっている。中堅・大企業向け営業の強化が奏功し、主力の「Sansan」の売上高が伸びたほか、インボイス(適格請求書)管理サービス「Bill One」も契約が急増した。「Sansan」は営業を強くするデータベースをコンセプトに、従来のクラウド名刺管理サービスから営業DXサービスへと刷新し、新たな機能の搭載に取り組んでおり、これが新規ユーザーの獲得につながったようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS