外為サマリー:133円20銭台を中心に一進一退、米3月PPIに注目も

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 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=133円30銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=146円39銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、133円20銭台を中心とする一進一退。前日発表の米3月消費者物価指数(CPI)の上昇率は前月同月比5.0%と2月の6.0%から低下した。また、3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、金融システム不安で銀行の信用供給が縮小し、経済活動が抑制される懸念が表明された。5月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利上げで打ち止めも予想されるなか、前日のニューヨーク市場でドルは軟調に推移。この日の東京市場に移ってからは、やや手掛かり材料難となり、もみ合い基調となった。今晩は米3月卸売物価指数(PPI)の発表が予定されており、その結果が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0982ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS