東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後に押し目買いで切り返す

写真拡大

 13日前引けの日経平均株価は前営業日比25円97銭高の2万8108円67銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は4億4973万株、売買代金概算は1兆1356億円。値上がり銘柄数は804、対して値下がり銘柄数は933、変わらずは98銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落したことを受け、朝方は利益確定売りが先行したが、その後は押し目買いが優勢となり、日経平均は前場取引終盤に上昇に転じた。米ナスダック指数数先物が頑強な動きを示しているのを横目に、グロース株に値を戻すものが目立っている。ただ、個別株では値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回っている。

 個別ではキーエンス<6861.T>が買われ、ファーストリテイリング<9983.T>も堅調。イオン<8267.T>も値を上げた。伊藤忠商事<8001.T>もしっかり。トレジャー・ファクトリー<3093.T>、広済堂ホールディングス<7868.T>はストップ高。コメダホールディングス<3543.T>も物色人気。半面、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも売りに押された。日本製鉄<5401.T>も安い。セラク<6199.T>が売られ、ワイエイシイホールディングス<6298.T>の下げも目立つ。GSIクレオス<8101.T>も安い。

出所:MINKABU PRESS