ダイソンは4月5日、ウイルスを含む0.1ミクロンまでの微細な粒子を99.9%捕集するとうたうコードレスクリーナー「Dyson V12 Detect Slim Absoute」(ダイソン V12 ディテクト スリム アブソリュート)および、「Dyson Micro Plus」シリーズを発表した。

ダイソン公式サイトや量販店などで、4月5日から順次販売開始する。直販価格は、「Dyson V12 Detect Slim Absoute」が110,000円、「Dyson Micro Plus」シリーズ2機種が76,560円。

右から順に、Dyson V12 Detect Slim Absoute、Dyson Micro HEPA Plus、Dyson Micro Plus

○Dyson V12 Detect Slim Absouteコードレスクリーナー

Dyson V12 Detect Slim Absouteコードレスクリーナーは、同社製クリーナー「V12」シリーズの最新モデル。製品全体で5段階にわたりゴミを捕集するHEPAフィルターシステムを内蔵し、フィルター素材を118回折りたたむことで、ウイルスを含む0.1ミクロンまでの粒子を99.9%捕集できることが特徴だ。

Dyson V12 Detect Slim Absouteコードレスクリーナーの使用イメージ。内部にHEPAフィルターシステムを搭載した

新たに、微細なホコリを可視化して取り逃しを防ぐFluffy Opticクリーナーヘッドを搭載。床表面の微細なホコリをライトで照らすことで浮かび上がらせ、掃除での見逃しを防ぐ。光源をできるだけ床に近い位置に配置し、照らす角度を調整したことで、従来のLaser Slim Fluffyクリーナーヘッドと比べ、約2倍の埃を可視化できるという。

Fluffy Opticクリーナーヘッドが標準で付属し、微細なホコリを可視化できる。写真は、左が新ヘッドのライト、右が従来ヘッドのライト

持ち手付近には、取り除いたゴミの量とサイズを数値化して表示できる液晶ディスプレイを搭載。同ディスプレイには、吸引モードや残りの運転時間、フィルター掃除時期やメンテナンスに関する告知なども表示される。

持ち手付近のディスプレイ

運転時間は、エコモードが約50分/中モードが約30分/強モードが約5分(いずれもFluffy Opticクリーナーヘッド装着時)。充電時間は約3.5時間で、専用充電ドックも付属する。

スティック時の本体サイズはW250×D1,095×H234mm、重さは2.2kg(バッテリー、パイプ、Fluffy Opticクリーナーヘッド装着時)。標準クリーナーヘッドはFluffy Opticクリーナーヘッドと、Motorbarkクリーナーヘッドの2種類。このほか、回転ブラシに毛が巻き付くことを防ぐ「毛絡み防止スクリューツール」や、隙間ノズル、ツールクリップなども同梱される。

Dyson V12 Detect Slim Absouteコードレスクリーナー製品ページ

○Dyson Micro Plusコードレスクリーナー

「Dyson Micro Plus」シリーズは、2020年に登場したDyson Microシリーズの特徴である、ヘッド/バッテリー込みで約1.5kgという軽さを継承した最新モデル。「Dyson Micro HEPA Plus」「Dyson Micro Plus」の2種類のクリーナーを用意する。製品の重さはいずれも約1.54kg。

Dyson Microコードレスクリーナー製品ページ

HEPAクリーナーの内蔵や5段階の捕集設計、Fluffy Opticクリーナーヘッドの付属といった特徴はDyson V12 Detect Slim Absoluteコードレスクリーナーと同じだが、バッテリー駆動時間は最長25分となる。内部には強力なDyson Hyperdymiumモーターと、8つのサイクロンを生み出すRadial Root Cyclone技術を備え、軽量ながらもパワフルな吸引が可能だ。

運転時間は、エコモードが約25分/強モードが約5分(いずれもFluffy Opticクリーナーヘッド装着時)。充電時間は約3.5時間で、専用充電ドックも付属する。

スティック時の本体サイズはW250×D1,091×H222mm、重さは1.54kg(バッテリー、パイプ、Fluffy Opticクリーナーヘッド装着時)。標準クリーナーヘッドはFluffy Opticクリーナーヘッドのみ。毛絡み防止スクリューツールや卓上ツールなども同梱される。