突然ですが、アナタはどんな言葉で褒められると嬉しいですか?

 インターワイヤード株式会社が「褒め言葉」について、20歳未満〜60歳以上の各年代で、全国5779人の男女にアンケートを行ったところ、1位は「若々しい・若く見える」、次いで「かわいい」「頑張ったな・頑張ってるな」という言葉が選ばれたんだそう。男女別にみると、女性では「かわいい」がトップ。40代以降、年齢が上がるにつれ、「きれい」「若々しい・若く見える」が上位になり、「気が利く」「おいしい(料理が)」といった言葉もランクイン。男性では、「若々しい・若く見える」の他、「すごい」「デキる(仕事が)」「さすが」「頼りになる」という言葉が挙がったんだとか。

 「人は褒められると、嬉しい、やる気がでる、元気になったなど、様々な反応を示します。褒めることの効果を意識して、状況に合わせて適切な言葉を発することができれば、コミュニケーション上手になれると思いますよ」(株式会社話し方研究所 代表取締役 宇野多一さん)

 では、男性と女性では、それぞれどんな言葉が効果的なんでしょう?

 「認められることで動機づけられると言われている男性には、“さすが”、“あなただからできた”というような言葉が喜ばれるでしょう。一方、外見に対する思い入れが強く、常に気を配っている女性には、“その髪形かわいいね”など、変化のある部分について良い評価をすると効果的だと思います」(同)

 では、上司と部下、親と子のような関係だと、どのような褒め言葉が喜ばれるんでしょう?

 「上司と部下であれば、“課長が褒めてたぞ”と、間接的に褒めたり、“君にしか頼めない”、“たいしたものだ”など、本来持っている能力を褒めるのが効果的だと思います。また、親子であれば、“最近良く勉強しているね”、“部屋の片付けをよくやってるね”など、当たり前のことをさりげなく褒めたり、“優しい子だねって言われて母さん嬉しいわ”と、子供のことを自分の喜びとして表現するのも良いでしょう」(同)

 ん〜、どちらかというとシャイで褒め下手の多い日本人にとっては難しいかもしれませんが、「褒め上手=コミュニケーション上手」ということ。相手をその気にさせる褒め言葉、アナタも日常生活で使ってみてはいかが? (清川睦子/verb)

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ディムスドライブランキング調査 - 文中で紹介したインターワイヤード株式会社が行った「嬉しい褒め言葉」のアンケート結果