県内の特殊詐欺被害額が去年一年間で7億円近くにのぼり、前の年を約2億円上回っていることが分かりました。

県警によりますと去年1年間に県内で確認された特殊詐欺の被害件数は前年より32件多い234件で、被害額は前の年を約2億1千万円上回り約6億8千万円にのぼるということです。

手口別では「未払いの料金がある」などと言ってだましとる「架空請求詐欺」が最も多く、前の年よりも37件多い98件発生し、被害額は全体の約8割を占めています。

また、被害者別では全体の7割以上が65歳以上の高齢者だということです。

県警は不審な電話などがあれば警察に相談するよう呼びかけています。