JR東「クルージングトレイン」引退へ 初代「リゾートしらかみ」 歴史は四半世紀
五能線といえばコレでしたね。
初代「リゾートしらかみ」老朽化に伴い引退
JR東日本秋田支社は2022年12月22日(木)、臨時列車として使われるキハ48形「クルージングトレイン」が老朽化にともない2023年3月末で引退すると発表しました。この車両は初代の「リゾートしらかみ」です。
キハ48形時代の「リゾートしらかみ」青池編成。現「クルージングトレイン」(画像:写真AC)。
1997(平成9)年に五能線の観光列車「リゾートしらかみ」としてデビュー。のちに「ぶな(本来は漢字)」編成と「くまげら」編成が増備され、この初代は「青池」編成と名づけられています。
2010(平成22)年に「リゾートしらかみ」から引退したのち、2両編成に組み直され、「クルージングトレイン」として他線区の臨時列車や団体列車として運用されてきました。
ローカル線を盛り立てる観光列車として先駆的な存在だった同車。JR東日本秋田支社は今後、最後の「クルージングトレインで行く旅」を楽しむ日帰りツアーを開催するほか、首都圏の主要駅などでも引退記念のポスター掲出などを予定しています。