全線無料化へ「千葉外房有料道路」鎌取〜茂原 2月から 料金徴収期間が満了
千葉〜茂原直結アクセス道路が全線無料となります。
誉田区間に遅れること16年
千葉県は2022年12月19日(月)、千葉市緑区と茂原市をむすぶ有料道路「千葉外房有料道路」について、南側の誉田IC〜桂IC間を無料化すると発表しました。これにより千葉外房有料道路は全線が無料道路となります。無料化は年明け2月1日(水)からです。
房総半島の付け根を横断する千葉外房有料道路(画像:千葉県道路公社)。
千葉外房有料道路は1980(昭和55)年に開通。千葉県道路公社が運営管理し、千葉東金道路とともに千葉市と太平洋側へのアクセスを担っています。終点では圏央道の茂原北ICへ間接的に接続しています。2000(平成12)年には誉田までが4車線化済です。
誉田までは2007(平成19)年に無料化されていましたが、今回、残る区間も料金徴収期間の満了にともない、通行料は無料となります(現在は普通車320円
。道路管理は公社から千葉県または千葉市へ受け継がれます。
なお、当該区間にはPAに相当する小さな休憩所「誉田パーキング」「大野パーキング」がありますが、無料化と同時に閉鎖されます。
千葉外房有料道路の無料開放により、千葉県道路公社が運営管理する有料道路は、九十九里有料道路、東金九十九里有料道路、利根かもめ大橋有料道路、銚子連絡道路の4本となります。