山形市内の2駅は快速止まらなくなります。

山形駅での乗り換え時間も見直しへ

 JR東日本は2022年12月16日(金)、2023年3月18日(土)にダイヤ改正を行うことを発表、仙山線のダイヤを全面的にリニューアルすることを明らかにしました。


仙山線を走るE721系電車(柘植優介撮影)。

 仙山線は、快速列車の停車駅などを見直すそうで、すべての快速列車が仙台〜愛子(あやし)間の各駅に停車する形にするとのこと。具体的には、2022年12月現在、停車駅の違いによって3種類に分かれている快速列車を統一し、停車駅を揃えることで利用しやすくなります。

 また、日中の愛子(あやし)〜山形間は普通列車と交互に運転するようになるほか、一部を普通列車に変更します。ただ、この運転本数見直しにより、深夜帯の上り1本は運転を取りやめます。

 ほかにも、山形エリアの乗り換えを見直すことで、山形新幹線や奥羽本線、左沢(あてらざわ)線との乗り換え時間を改め、利便性を向上するとのこと。これに伴い、奥羽本線、左沢(あてらざわ)線の一部列車でも時刻を変更します。

 なお、このダイヤ改正では利用状況にあわせて、早朝(初電〜7 時半頃)と深夜(22 時頃〜終電)は、奥新川と面白山高原の両駅については通過するようになるとしています。