「はるか」車窓から新駅を目にすることができます!

2月13日から使用開始

 大阪市が2022年12月9日(金)に発表したところによると、大阪駅北西部で整備が進められている「うめきた地下駅」を含む地下線について、年明け2月13日(月)から使用開始するとしています。


工事が大詰めを迎える大阪駅うめきた地下ホーム(乗りものニュース編集部撮影)。

 これまで関空特急「はるか」や和歌山方面行き特急「くろしお」は、新大阪を出たあと、梅田貨物線を経由し、大阪駅を目の前で素通りする形で、大阪環状線へ合流していました。このルートを地下化し、大阪駅の新たな地下ホームを設置することで、利便性が大きく向上します。

 新駅の開業は3月18日(土)ですが、それに先駆けて、地下線への線路切り替えがおこなわれ、「はるか」「くろしお」や貨物列車はこの新しい地下線を走り始めます。なお「うめきた地下ホーム」はほぼ完成形ですが、開業までの約1か月は、通過扱いとなります。

 これまで大阪駅前の東西道路「九条梅田線」を遮断していた踏切は、いよいよ除却となります。そして大阪駅北側の広大なヤード脇を細々と走っていた短絡線も、これで廃止となります。