次は日本と対戦!クロアチア代表、歴史上「最も重要なユニフォーム」7選
FIFAワールドカップ・カタール2022で決勝トーナメント進出を決めたクロアチア代表。決勝トーナメントの初戦(ラウンド16)で日本代表と対戦することが決まった。
ここでは、そのクロアチアがワールドカップや欧州選手権(EURO)で好成績を収めた「7つのユニフォーム」をご紹介したい。
クロアチアといえば赤白シャホヴニツァ(市松模様)のホームユニフォームが有名だが、実は躍進した大舞台ではアウェイユニフォームの存在が目立つ。
1995(ホーム)
クロアチア代表 1995 Lotto ホーム
選手:ロベルト・プロシネツキ
EURO1996予選(グループ4)などで使用したユニフォームで、襟や袖の国旗カラーストライプがおしゃれなデザイン。
同予選ではイタリアに1勝1分けで勝ち越すなど勢いを見せ、このグループを1位で突破。旧ユーゴスラビアから独立した“新興勢力”クロアチアの存在を国際舞台にアピールした。
1996(アウェイ)
クロアチア代表 1996 Lotto アウェイ
選手:ゴラン・ヴラオヴィッチ
準々決勝でドイツに敗れるも、初出場にしてベスト8入りを果たしたEURO1996モデル。シンプルだが効果的な色使いのアウェイキットは、トルコやデンマークを撃破したグループステージで使用している。
1998(ホーム)
クロアチア代表 1998 Lotto ホーム
選手:ダヴォール・シュケル
ワールドカップ初出場にして3位となった1998フランス大会でのユニフォーム。市松模様のフラッグが風に揺れるようなデザインは大変印象的で、大会を象徴する一着でもある。このユニを着てグループステージ第2節で同じく初出場の日本代表と対戦し、シュケルのゴールで勝利した。
2008(アウェイ)
クロアチア代表 2008 Nike アウェイ
選手:イヴァン・クラスニッチ
準々決勝でPK戦の末にトルコに敗れるもベスト8入りを果たしたEURO2008モデル。明るめのブルーを基調に市松模様をあしらうデザインは当時の定番スタイルだ。全試合でアウェイキットを着用し、ホームの出番は一度もないという珍しいケースの大会だった。
2016(アウェイ)
クロアチア代表 2016 Nike アウェイ
選手:ルカ・モドリッチ
フランスで開催されたEURO2016はベスト16入りを果たした。スペイン、トルコ、チェコと同組のグループステージでは全試合でブルー/ネイビーのアウェイキットを着用し、2勝1分けの首位で突破。このモデルからネイビー系の色を使い始め、よりダークな雰囲気に。このダークカラー路線は現在も続いている。
2018(アウェイ)
クロアチア代表 2018 Nike アウェイ
選手:イヴァン・ラキティッチ
ワールドカップ5回目の出場で決勝進出を果たした2018ロシア大会モデル。激闘に次ぐ激闘の末にたどり着いた決勝ではフランスの前に力尽きたが、クロアチアの躍進が光る大会となった。このアウェイキットはグループステージ初戦と決勝戦を除く全ての試合で着用。ロシア大会のクロアチアといえば、この“ダークアウェイ”のイメージが強い。
2020(アウェイ)
クロアチア代表 2020 Nike アウェイ
選手:イヴァン・ペリシッチ
新型コロナウイルスの影響で1年遅れの2021年に開催されたEURO2020モデル。ラウンド16でスペインに敗れたが、大会全4試合中3試合でこのアウェイキットを着用している。
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キットカラーは定番のブルーを排除したブラック&グレーで、グラフィックはクロアチア史上もっとも細かな市松模様。色・デザインともに異色のユニフォームだった。