【エリザベス女王杯】松山「1番人気に応えられず申し訳ない」レース後ジョッキーコメント
13日、阪神競馬場で行われた秋の女王決定戦・エリザベス女王杯は、良血馬のジェラルディーナがG1初制覇を飾った。2着はウインマリリン、ライラックが同着。
エリザベス女王杯、レース後ジョッキーコメント
1着 ジェラルディーナ
C.デムーロ騎手
「素晴らしい日本のG1で勝ててすごく嬉しかったですし、ファンの皆さんの応援もすごくあって、こういう場所で勝てたことを喜びに思います。(初めてのコンビについては?)お父さん、お母さんは走ってますし、本馬もすごく良い馬です。特にレースプランは立てなかったんですけれども、大外枠というのもあったので、ゲートを出てから考えていたんですけれども、中段ですごく良い手応えで回れていました。良い瞬発力で直線も向いてくれて、今日は強い競馬をしてくれたと思います」
2着同着 ウインマリリン
D.レーン騎手
「いいスタートで自然と良い位置に行けました。馬場も道中も問題なく、すごくいい競馬をしてくれましたが、強いのが1頭いました」
2着同着 ライラック
M.デムーロ騎手
「すごくいい脚を使いました。この前はイレ込んでいましたが、今日は雰囲気が違ったし、柔らかい馬場も良かったと思います」
4着 アカイイト
幸英明騎手
「差のないところまで来て、力はあると思います。捲って行くか迷いましたが、結果的に動かして行った方が良かったのかもしれません」
5着 ナミュール
横山武史騎手
「道中で3回ぶつけられる不利があり、気持ち的にも苦しくなったのが敗因だと思います。馬場もマイナスだったと思いますが、馬はよく頑張ってくれました」
6着 デアリングタクト
松山弘平騎手
「1番人気に応えられず申し訳ないです。外枠有利な馬場でした。苦しい枠でしたが、最後まで馬は頑張ってくれました」
14着 スタニングローズ
坂井瑠星騎手
「すごく落ち着いていて雰囲気は良かったです。取りたいポジションは取れましたし、スムーズな競馬でした。残り800mから手応えがなく、最後は脚が上がってしまいました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11月13日、阪神11Rで行われた第47回エリザベス女王杯(3歳上オープン・牝・G1・芝2200m・1着賞金=1億3000万円)は、C.デムーロ騎乗の4番人気、ジェラルディーナ(牝4・栗東・斉藤崇史)が勝利し、嬉しいG1初制覇を飾った。勝ちタイムは2分13秒0(重)。
2着は、5番人気のウインマリリン(牝5・美浦・手塚貴久)と、12番人気のライラック(牝3・美浦・相沢郁)が同着で入った。
大外から突き抜ける偉大な7冠馬ジェンティルドンナを母に持つジェラルディーナがG1初制覇を飾った。大外枠からとなったが、道中は馬場の良い外目を追走。直線でも大外から力強い差し脚を伸ばして、馬場の真ん中から強豪各馬をまとめて交わし去った。
エリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナは、父モーリス、母ジェンティルドンナ、母の父ディープインパクトという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は16戦6勝。重賞は22年オールカマー(G2)に次いで2勝目。鞍上のC.デムーロ騎手、管理する斉藤崇史調教師は共に同レース初勝利。
【全着順】
1着 ジェラルディーナ C.デムーロ
2着 ウインマリリン D.レーン
2着 ライラック M.デムーロ
4着 アカイイト 幸英明
5着 ナミュール 横山武史
6着 デアリングタクト 松山弘平
7着 ホウオウエミーズ 丸田恭介
8着 ルビーカサブランカ 横山和生
9着 ピンハイ 川田将雅
10着 イズジョーノキセキ C.ルメール
11着 クリノプレミアム 武豊
12着 テルツェット 池添謙一
13着 ローザノワール 田中勝春
14着 スタニングローズ 坂井瑠星
15着 ウインキートス 松岡正海
16着 ウインマイティー 和田竜二
17着 アンドヴァラナウト R.ムーア
18着 マジカルラグーン S.フォーリー