【JBCクラシック】福永「G1を勝てる馬」クラウンプライドは惜しい2着
逃げ粘って惜しい2着だった。マイペースの逃げを展開して、手応えを残して直線へ。直線半ばまでは先頭で押し切る態勢だったが、テーオーケインズがあっという間に捕えて先頭へ。敗れはしたものの、先々の大きな舞台でも、さらなる活躍を感じさせる2着だった。
2着 クラウンプライド
福永祐一騎手
「逃げ方としてはプラン通りでした。ペースを上げずに我慢を効かせながら逃げるという形は取れたんですけども、最後までしぶとく脚を使ってくれましたが、勝った馬も流石のG1馬ということで、1着取ることは叶いませんでしたが、この馬もG1を勝つ能力は有している馬だと思います。勝てるかなとは思いました。G1勝てる馬だと思いますし、どのステージが適しているのか、コーナーワークが上手な馬ではないので、コーナーがゆったりしたところで力は発揮出来るんじゃないかなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
3日、盛岡競馬場で行われた12R・JBCクラシック(Jpn1・3歳上オープン・ダ2000m)は、松山弘平騎乗の1番人気、テーオーケインズ(牡5・栗東・高柳大輔)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のクラウンプライド(牡3・栗東・新谷功一)、3着にペイシャエス(牡3・美浦・小西一男)が入った。勝ちタイムは2:02.1(良)。
3番人気で浜中俊騎乗、メイショウハリオ(牡5・栗東・岡田稲男)は、5着敗退。
【JBCクラシック】武豊「感慨深い」クリノドラゴンは健闘の4着
G1・3勝目単勝1.8倍、断然の人気に支持された松山弘平騎乗、テーオーケインズがG1・3勝目をマークした。五分のスタートを決めて、中団7、8番手へ。終始外目をスムーズに追走して、3コーナー手前から進出。早めに先団に並びかけて勝負所を迎えると、逃げたクラウンプライドを目掛けて直線の追い比べに持ち込んだ。ゴール前は余裕ある走りで2馬身半突き放し、松山弘平騎手渾身のガッツポーズでゴールした。
テーオーケインズ 19戦10勝
(牡5・栗東・高柳大輔)
父:シニスターミニスター
母:マキシムカフェ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:小笹公也
生産者:ヤナガワ牧場
【全着順】
1着 テーオーケインズ
2着 クラウンプライド
3着 ペイシャエス
4着 クリノドラゴン
5着 メイショウハリオ
6着 オーヴェルニュ
7着 カフジオクタゴン
8着 ギガキング
9着 セイカメテオポリス
10着 ヴァケーション
11着 フィールドセンス
12着 オンザロックス
13着 サンライズハイアー
14着 ブルーエクセレンス
15着 ジェネラルエリア