首都高湾岸線が全通した日 3都県直結の臨海バイパス道路 -2001.10.22
21年前の2001年10月22日、首都高速湾岸線が全通を迎えました。
最初は東京港トンネル
首都高湾岸線(画像:写真AC)。
今から21年前の2001(平成13)年10月22日。首都高湾岸線の杉田〜三渓園間が開通し、全通を迎えました。
湾岸線は、東京オリンピックに向けて整備された初期計画の"次のプロジェクト"のひとつとして、1967年(昭和42)年に計画策定。1976(昭和51)年に最初の区間である東京港トンネル(お台場〜大井)が開通し、そこから浦安、羽田方面へ延びていきました。
1989(平成元)年に横浜ベイブリッジが開通。横浜市南部から、関内や横浜駅周辺の中心市街地をバイパスして都心方面へアクセスできるようになりました。
平成に入り、羽田から横浜までの臨海地帯をむすぶ橋やトンネルが順次開通。そして2001年の今日、最終的に62.1kmとなる計画区間がすべて開通に至ったのです。
湾岸線の大部分は片側3車線でカーブが少ないため、他の首都高路線に対し比較的走りやすい道路です。都心を避けるルートとして、またお台場や東京ディズニーリゾートなどへのアクセス路線として、羽田空港と成田空港とを結ぶルートとして、1日最大15万台近くの車両が行き交う大動脈に成長しています。