外環道 6か月ぶり本線トンネル工事再開へ シールドマシンの補修完了
掘進再開直後に起こったインシデントで、半年間中断していました。
シールドの補修が完了
大泉JCT付近。掘進がふたたび再開される(画像:東京外かく環状国道事務所)。
NEXCO東日本関東支社は2022年10月21日(金)、外環道「関越〜東名」区間における本線トンネル工事について、掘進停止していた大泉JCT本線トンネル南行きの作業を再開すると発表しました。
この区間では、ことし4月28日に掘進を停止。原因は、地中を掘り進めていたシールドマシンが想定外の支障物にあたり、損傷したことです。
シールドの部品であるカッターや、土を撹拌する「チャンバー」の補修が完了したことから、このたび工事再開のめどがついたとしています。
外環道の本線トンネルは、用地取得が不要となる、地下40mより深い大深度に建設される計画。しかしひとまずは、土地取得済みの部分のみで掘進を開始し、事業用地外に出る場合はあらためて説明会をひらくとしています。