東武鉄道も「バリアフリー化値上げ」へ ホーム柵整備などで「運賃10円加算」
ホーム柵は都心直通区間と野田線の全駅に整備されます。
東武50000型電車(画像:写真AC)。
東武鉄道は「鉄道駅バリアフリー料金制度」の活用に伴い、翌2023年3月ごろより一部の旅客運賃を値上げします。2022年10月19日(水)、発表しました。
対象はきっぷとICカードおよび通勤定期券。普通旅客運賃が10円、定期旅客運賃(通勤)が1か月600円、3か月1710円、6か月3240円の加算です。通学定期券は据え置かれます。
対象路線は東武全線です。加算額は、エレベーターや点状ブロックの維持・更新、バリアフリートイレの整備などに加え、ホーム柵の設置に充当されます。ホーム柵は可動式・固定式含め、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)および日光線、東上線の各都心直通区間と、東武野田線(アーバンパークライン)の全駅(計99駅)に整備。2025年度までに25駅、2035年度までに85駅を予定しています。
東武鉄道は「『人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会』の実現を目指します」としています。