JAL系国際線LCC「ZIPAIR」新塗装機が降臨!! 尾翼の「Z」消えた新塗装 デカールで “Z消し”を経て
新デザインもかっこいいですよ〜!
18日のホノルル線でデビュー
JAL(日本航空)グループの中長距離国際線LCC(格安航空会社)、ZIPAIRの新尾翼デザイン機が2022年10月18日の12時前、成田空港に到着しました。同社では創立以来、尾翼に「Z」が入ったデザインのものを採用していましたが、2022年6月に、これが消えたものに刷新。同社は直接的な塗装変更の要因とはしていないものの、ウクライナとロシアの軍事侵攻などが背景にあったものと見られます。
新塗装をまとったZIPAIRの「JA825J」(画像:ZIPAIR Tokyo)。
ZIPAIRでは2022年6月18日より、まず「Z」が消えた尾翼デザインをもつ「デカール仕様デザイン」で運航を暫定的に開始。その後さらに「ペイント仕様デザイン」へ順次塗り替えられる計画でした。今回飛来したのは「ペイント仕様デザイン」で、「デカール仕様」とはデザインが異なり、左右上下のストライプが交差するような尾翼が特徴です。
このデザインをまとった1機目は、ボーイング787-8「JA825J」でした。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、2022年9月2日にシンガポールに飛んでいます。同国で尾翼デザインを変更し、成田に戻ってきたと見られます。ZIPAIRによると、同機は18日のZG2便(成田発ホノルル行き)から、定期便へ投入されるとのことです。
今後ZIPAIRでは、2023年春までに全ての機体をこの新たな尾翼デザインに変更する予定です。