これも一種の「ドアカット」?

一般車と特急車のドア位置違いに対応


小田急「ロマンスカー」、30000形「EXEα」(恵知仁撮影)。

 小田急電鉄は2022年10月14日(金)、本厚木駅でホームドア設置工事を開始すると発表しました。

 今回は、同社では初となる、「特急ロマンスカー車両に対応したホームドア」が設置されることとなります。一般車両とは異なるドアの位置のため、2枚構造の「大開口ホームドア」が採用されます。

 なお、4号車と7号車は、ホームドアの収納部がどうしても重なってしまう関係で、今後すべての停車駅で、ドアの扱いを休止します。対象の車両は、GSE(70000形)をのぞく特急車両(EXE・EXEα・MSE)。ドアが開かなくなるのは、11月15日からです。

 本厚木駅のホームドアの据え付けは11月19日から順次進められ、来年2月下旬から順次使用開始となります。さらに小田急は2032年度までに、新宿〜本厚木間と中央林間・大和・藤沢の計37駅へのホームドア導入を進めていくとしています。