世田谷のブツ切り道路「環6.5」が延伸 「三宿〜淡島通り」今月開通へ
将来的に中野通りへつながる計画となっています。
住宅地で途切れていた都市計画道路
今月末開通する三宿の都市計画道路(乗りものニュース編集部撮影)。
東京都は2022年10月13日(木)、世田谷区で整備を進めている都市計画道路「補助26号線(鮫洲大山線)」の三宿工区(三宿〜淡島通り)が開通すると発表しました。開通日は10月27日(木)午前11時。
玉川通り(国道246号)を三宿交差点でまたぐ三宿通り。すこし北に入った住宅地内で広い道路がプツンと途切れていましたが、その先が今回開通。淡島通りにつながって、若林・駒場・渋谷・山手通り方面へのルートが生まれます。
都市計画道路「補助第26号線」は東京都道・鮫洲大山線に指定されたルートを整備する都市計画道路で、品川シーサイド駅西側の八潮橋交差点から武蔵小山、三宿、池ノ上、中野、千川を経由して板橋区大山までを結びます。環6(山手通り)と環7(環七通り)の中間を抜けていくことから、「環6.5」と呼ばれることもあります。
残る未整備区間は、学芸大学駅周辺、淡島通り〜池ノ上〜東北沢(駒場区間)、江古田、南長崎、要町、千川など数カ所。中野区内では「中野通り」として開通済みで、重要な南北交通を担う道路となっています。