貯めている人のなかではもはや常識といってもいい(!?)のが「ふるさと納税」。節税できて返礼品がもらえるふるさと納税が、ポイ活でさらにおトクになるんです。寄付額が大きい分、見逃したら絶対ソン! 自身もふるさと納税をおトクに活用しているFPの丸山晴美さんが指南してくれました。

ふるさと納税×ポイ活は最強テクだった!

「返礼品がもらえて節税にもなる『ふるさと納税』は、ポイ活を絡めるとさらにおトクに活用できるんです」と丸山晴美さん。

●ふるさと納税でポイ活しないとソン!

 

「楽天など、ポイント還元が高いサイトを選び、ふるさと納税でポイ活をするのが最強のおトクワザです。とくに楽天がおすすめで、70以上ある楽天のサービスを使えば使うほどポイントが貯まりやすいのが魅力。実店舗での買い物も、楽天ポイントカードを提示するだけでポイントが貯まります。

さらに、ふるさと納税をするときには自己負担額2000円がかかりますが、サイトや寄付額によっては2000円分のポイントがもらえ、実質負担分なしで返礼品を受け取ることも可能でなんです」

また、納税でポイントがつくメリットも。

「会社員だと、所得税と住民税は給与天引きなので納税の際にポイントはつきません。でも、ふるさと納税でポイ活をすれば、税金を払うだけでポイントをゲットできるんです。こんなおトク、絶対に見逃せません」

●今日からできる!まずやるべき基本の3つ

 

 

まずは、ポイ活初心者でも簡単にできる基本テクを紹介! ここでは楽天ポイントを貯める場合について。3つのステップで、ポイントがみるみる貯まります。

<1:楽天会員になる…1倍>

楽天ポイントを貯めるには、楽天会員IDの獲得がマスト。まずは楽天市場などのサイトから会員登録を。「登録後は、ポイントを貯めるだけでなく、1ポイント1円として利用できます」

<2:楽天市場アプリを使う…0.5倍>

次は、スマホやタブレット端末に楽天市場アプリをダウンロード。「アプリから楽天市場を利用するだけで、ポイントが+0.5倍。ブラウザ利用よりもおトクにポイントをゲット!」

<3:「楽天ふるさと納税」サイトで楽天カードを使い、ふるさと納税をする…2倍>

最後は、楽天市場内にある楽天ふるさと納税で寄付をしましょう。「楽天カードで寄付額を支払えば、ポイントがさらに+2倍。3つの合わせワザで、3.5倍の還元に」

→これだけで、ポイント3.5倍に!

●自己負担額2000円 をポイントでおトクにゲットする方法

 

 

初心者向けの基本テクだけでなく、さらに工夫をするとふるさと納税の実質負担額2000円がポイントで戻ってくるんです!

<楽天市場アプリから楽天ふるさと納税で寄付をして、楽天カードで支払う…3.5倍>

基本ワザで紹介したとおり、楽天市場アプリ、楽天ふるさと納税、楽天カードを利用するとポイントが3.5倍に。「パソコンで返礼品を選んだあと、アプリで決済でもOK」

<0と5のつく日にエントリーのうえ寄付する…2倍>

「0」と「5」のつく日はポイントが+2倍。「エントリー後に買い物するとポイントアップ。ふるさと納税も対象です。事前に買い物カゴに入れておき、該当日に寄付するのがおすすめ」

<ショップ買いまわりで5自治体にふるさと納税する…5倍>

ショップ買いまわりでは、1自治体へのふるさと納税で1店舗扱いに。「『お買い物マラソン』などの名称で月1回程度開催。ワンストップ特例制度が可能な5自治体だと、+5倍!」

→ポイント10.5倍に!

●2万円の寄付をした場合、2000円分以上のポイントが戻ってくる!

 

 

基本のポイント還元率が1%の場合、10.5倍だと還元率は10.5%。「2万円寄付をすると2100ポイントに。1ポイント1円で換算すると、自己負担額の2000円が戻る計算に」

「ESSE11月号」では、そのほかふるさと納税の完全マニュアルや年末に向けてのメルカリ活用術を紹介しています。ぜひご覧ください!

掲載している内容は取材時点(9月5日)のものです。内容は変更になることがあります