今も昔もつやつやとした髪の毛は憧れの的。サラサラとしたロングヘアに広がる天使の輪。キューティクル炸裂で美しいじゃあ〜りませんか！

　その髪の美しさは一体？　え？　トリートメントをしっかりしてるから？

　うーん。トリートメントって実はよくわからない・・・。リンスやコンディショナーと同じ？　男なら、トニックシャンプーでゴシゴシ、じゃだめなんでしょうか？　そこで今回は、トリートメントに関する正しい知識と、男性なら誰もが気になる薄毛との関係を探ってみることにしましょう。

　まず、リンスとトリートメントの違いってなんなのでしょうか？　いずれもシャンプーの後に使うものですが、リンスは髪の表面を覆い、枝毛をコーティングする役割を果たすもの。そして、トリートメントは髪の内部を補修するもの。
　
　「もしもリンスとトリートメントを両方使う場合は、まず始めに内側を補修するトリートメントを使い、その後リンスで表面をコーティングするのがいいですね。髪に良いものだとしても 使い方を理解していないと意味がなくなってしまいます」（美容室A-shu-hair　美容師）

　へ〜。知っているようで意外と知らないことばかりですね。

　「男性の場合は特に、トリートメントは使い方がわからないから使わない、という人が多いのではないでしょうか？　髪質やカラー、パーマなど状態に応じてトリートメントを選ぶと良いと思います」（同）

　髪の毛の状態が悪いとカラーリングの色が入りにくかったり、パーマがかかりにくかったりと、思い通りの髪型が表現しにくいのだとか。だからこそ、髪の毛を表現するのも、デザインを維持していくのにもトリートメントは重要、というわけか。

　トリートメントの効果的な使い方ってありますか？

　「例えば、トリートメントをつけた後、蒸しタオルでぬらしたり、温めたりするのは効果的だと思います。まずは、自分の髪質や頭皮の状態などをしっかりとカウンセリングしてもらい、自分にとって何が必要か理解してください」（同）

　ちなみに、トリートメントの効果はどのくらい持続するものなのですか？

　「個人差もありますが、だいたい３週間くらいは持続しますよ」（同）

　外食が続いたり、寝不足が続いたりと生活習慣が乱れると髪の毛にも影響するそう。

　「健康な頭皮が青白い状態なのに対して、外食が多かったり、寝不足だと頭皮は赤くなって荒れてきます。髪の毛が生えてくるサイクルが乱れると薄毛にもなってしまいますので要注意です」（同）

　薄毛が気になる人は、頭皮の健康を考え、シャンプーで頭皮をキレイにして、頭皮に栄養を与えるようなトリートメントを使用する。汚れなどを毛穴につまらせないように工夫することが必要だとのこと。

　ちょっとした工夫で、美しいツヤツヤ、フサフサの髪の毛がよみがえること間違いなし。あなたも自宅や美容室で、ほんの少しだけトリートメントを見直してみませんか？（押木真弓／verb）

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