マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場しているエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、ピッチングでは好投を続けている。4回には弾丸ライナーに反応し、捕球する超美技も披露。打って投げて守って、二刀流のさらなる才能に米記者からも「オオタニはゴールド・グラブ(GG)賞投手か?」「守備も最高に良いことが判明」と絶賛の声が上がっている。

 打って投げて、だけじゃない。大谷が非凡なセンスを発揮したのは4回先頭の場面だ。その初球、打者のサンタナは痛烈なライナーを弾き返した。これに大谷がすかさず反応。投げ終わりの体勢から、さっと左手のグラブを一塁方向に伸ばし、打球を捕球してみせたのだ。触らなければセンターに抜けていたとみられるだけに、自らを救うファインプレーとなった。

 これにツイッター上では米記者も続々反応。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者が「ショウヘイ・オオタニはGG賞投手か?」と投稿すれば、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニは守備も最高に良いことが判明した」と反応し、守備力を評価した。

 また、MLB公式ツイッターも「オオタニはなんでもやる!」と動画付きで紹介。米ファンからも「フィールディングもできるのか?」「ゴールド・グラブ、ショウヘイ」との声が上がった。大谷といえば、相手がバントをすることが多いNPB時代は守備力がスポットライトを浴びることもあったが、メジャーではそう多くない。秘められていた能力に改めて、称賛の声が集まった。

 この日は第1打席で先制二塁打を放った大谷は持てる能力を総動員し、躍動している。

(THE ANSWER編集部)