大谷翔平、35号寸前だった二塁打の憎いデータ判明 米記者「この打球は26の球場で…」
本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で出場
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、初回の第1打席で柵越えまであと数十センチという先制二塁打で自らを援護した。米記者によると、この二塁打はメジャー26球場で本塁打となる打球だったという。
打った瞬間、誰もが本塁打を予感した。初回1死一塁で迎えた第1打席、大谷は右腕カービーが投じた初球の外角直球を逆らわず、弾き返した。大飛球はレフト方向へ一直線。柵越えかと思わせたが、打球は惜しくもフェンス最上部付近に直撃し、グラウンドに跳ね返った。一塁走者のトラウトが激走し、一気にホームイン。大谷も二塁に到達し、自らを援護する先制タイムリー二塁打となった。
米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は、この二塁打についてデータを紹介。「ショウヘイ・オオタニの第1打席の当たりはほぼ本塁打。マイク・トラウトが生還して1-0。スタットキャストによると、この打球は26の球場で本塁打となる当たりだった」とツイートした。
左中間フェンスが387フィート(約118メートル)あり、レフトが広いエンゼルスタジアム。実際にはメジャー30球場のほとんどで本塁打となっていたという。ファンにとっては憎らしいデータとなり、米ファンからは「エンゼルスは両翼を狭める必要がある」、日本人ファンからも「26球場でホームランならもうホームランやん?」との声が上がっていた。
(THE ANSWER編集部)