マツダは新世代ラージ商品群第1弾となるCX‐60の国内販売を開始しました。ワンランク上のSUVを求める層からの人気を期待しています。

スポーツタイプ多目的車=SUVのCX-60は排気量を大きくし燃費を改善した縦置きのエンジンが特徴で、滑らかでパワフルに走ることができます。

この少し大き目サイズのSUVにはマツダの安全へのこだわりが詰まっています。

古武家朋哉記者「こちらの車、乗り込んでエンジンをかけると自動でシートとハンドルが動いて適したポジショニングをしてくれるんです」

身長と顔を登録することで運転席まわりが正しいドライビングポジションにセットされます。

古武家記者「こちらの画面、実際肉眼で見えない車の下の部分を映し出してるんですね」

これまでより見える範囲を拡大したシースルービューによって、死角になっていた部分がモニターを通して見えるほか、後輪が進む方向を表示してくれるので内輪差での巻き込みも防止。

古武家記者「私バックでの駐車が苦手なんですが、これだけ鮮明に画面で映し出してくれると安心してできますね」

バックの際に後輪近くを大きく表示するのはマツダ独自の技術だということです。

また、ドライバーの急病などの異常を検知すると自動で緊急停止する機能もついています。

マツダ 商品本部 和田宜之副本部長「特にCX-5に乗る客のステップアップ先として、より上級志向を求める客に新たなマツダの仲間になってほしい。そういう方々にぜひ買っていただきたい1台になっています」

すでに月の目標販売台数の4倍を超える8726台を受注しているということです。

今回の発売はディーゼルエンジンのハイブリッド車のみで、プラグインハイブリッドなど3つのモデルは12月以降に販売開始する予定です。