「新型クラウン専用」21インチ「超大径」タイヤは何がスゴイ? 専用タイヤにダンロップ「SP SPORT MAXX」を採用

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クロスオーバー化による車高アップに対応 走行性能向上に合わせ新開発のトレッドパターンを採用

 住友ゴム工業は2022年9月12日、新型「クラウン」専用の新車装着タイヤとして、DUNLOP(ダンロップ)ブランドの「SP SPORT MAXX 055(エスピー スポーツマックス ゼロゴーゴー)」の納入を開始したと発表しました。

新型「クラウン クロスオーバー」の21インチ大径ホイール

 新型「クラウン」は4つのバリエーション展開となり、セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クラウン クロスオーバー」は2022年9月1日より発売開始しています。

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 今回新車装着されるDUNLOP「SP SPORT MAXX 055」は、走行性能とデザインが大幅に変化したクラウン専用タイヤとして新規に開発・採用されました。

 クロスオーバー化による車両アップに対応し、大径サイズとなる21インチタイヤを新たに開発。大径タイヤをさらに大きく際立たせるため、四角く角張った断面形状を採用しています。

 さらにトヨタと住友ゴムの共同開発によりノイズへの影響などをチューニング。タイヤの形状と性能を最適なバランスで実現させているといいます。

 加えて、タイヤの剛性を最適化した新規開発のトレッドパターンを採用するとともに、従来モデルと比べタイヤの真円度を高めることで、進化した走行性能にも対応した新型タイヤとなりました。

 また、住友ゴムはスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03」に、新型クラウン対応サイズも開発。クラウン登場に合わせ、バリエーション展開を広げています。

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 新型「クラウン クロスオーバー」は車高の高いSUVタイプとなり、それに伴いホイールサイズも純正で最大21インチと国産車としてはかなり大きいサイズとなっています。

 21インチホイール装着車の純正タイヤサイズは「225/45R21」であり、従来製品ではほとんど設定のないサイズでしたが、今後クラウンの登場に合わせ、サマータイヤ、スタッドレスタイヤを含め各社がクラウン対応のサイズを展開していくか期待が高まります。