ベトナム人の自動車整備士を育成 広島マツダグループ
海外から自動車整備士を目指す人材を受入れ育成し、派遣する事業の1期生が来日し入社式が行われました。
この事業は広島マツダのグループ会社ビー・エー・シーが始めたもので、自動車整備士を目指す東南アジアの理系大卒者を受入れて育成し企業に派遣するものです。
2日の入社式ではベトナムから来日した17人が激励の言葉に耳を傾けていました。
グエン バー ティンさん「うれしいです。日本の整備士になりたい。いろんなことを勉強できると思います」
国内では自動車整備士が不足しており、海外の優秀な人材に日本で働いてもらうことが目的です。
また、技能実習生制度ではなく高度エンジニアの在留資格で働くということです。
ビー・エー・シー 松田哲也会長「技能実習という制度が好きじゃなかったので、人と人とのふれあいの中で日本とベトナムの懸け橋になり、世界に羽ばたく人材になってもらえたら」
来日した17人は、すでに本国で10カ月日本語と整備工程の研修を受けており、広島マツダの販売店で7カ月間研修をうけ企業に派遣されるというこうとです。