寺田琢哉記者

「住宅街の道路にある真新しい工事の跡、こちらには一時停止の標識があったということです」

住宅街のあちらこちらで工事の跡・・・

三原市の宗郷町では、26カ所の一時停止の標識が18日にまとめて撤去されたということですが、住民からは戸惑いの声が聞こえました。

近くで働く人は

「最初はいたずらなのか必要ないから隠しているのかと思っていた。そのうちこっちもかぶさっていたのでどういうことかなと・・・」

と話しています。

住民らによると、一時停止の標識が急に黒いビニールで覆われていたということです。

実はこちらの標識、交通量や事故の発生状況から廃止が決まり、撤去のために7月上旬に三原署員が覆いをしていたんです。

それから撤去まで1カ月あまりかかったことから、付近の住民の中には戸惑う人も出る事態に。

警察によりますと優先道路に出るときは一時停止などの義務があるため、標識が廃止されても、一時停止は必要ということです。