13日は盆の入りです。広島市内のお寺では多くの人が墓参りに訪れています。

赤や緑に黄色、墓の横には色鮮やかな盆灯籠が並びます。

先祖への感謝の気持ちを込めてお供えする広島城下だった旧市内の風習です。

広島市中区にある圓龍寺では、朝から厳しい日差しが照りつける中、花や線香を片手に多くの人が墓参りに訪れました。

墓参りをした人は

「みんなで健康で楽しく過ごせるように見守ってくださいとお願いしました」

「勉強を頑張ってることを伝えました」

「私の祖母も原爆で亡くなっているので、世の中が早く落ち着いてウクライナ侵攻も収まるよう(お願いした)」

と話していました。

訪れた人たちは先祖をしのび、墓前で静かに手を合わせていました。