【キャベツ半玉使い切り②】“外側の葉と芯”でカレーもとい「キャレーツ」作ってみた！野菜はコレのみでも甘みが♡
【キャベツ半玉使い切り①】”内側の葉”で「やみつきキャベツ」作ってみた！味付けはお茶漬けの素一発！
キャベツ半玉使い切りレシピ「キャレーツ」＆「あまこ流やみつきキャベツ」
キャベツ半玉を使い切る、2つのレシピを教えてくれたのは、フードコーディネーターのあまこようこさん。1つ目のレシピは、下の画像の〇で囲った部分、いつもなら捨ててしまう芯と外側の葉でつくるカレー。
2つ目のレシピは、残りのやわらかい内側の葉とお茶漬けの素を使った”あまこ流やみつきキャベツ”。この2つのレシピできゃべつ半玉を使い切ります。どちらも斬新なレシピですよね！
連作記事の2回目に作るのは、キャベツの芯と外側の葉で作るカレー、その名も”キャレーツ”！
”キャレー”じゃなくて、”キャレーツ”なんですね…。芯も外側の葉もいつもは捨ててしまう部分ですが、あまこさん曰く、芯は甘みが強く、硬くて青臭いと敬遠されがちな外側の葉も栄養豊富なので、使わなければもったいないとのこと。普段カレーに必ず入れる玉ねぎは使わず、キャベツの芯と外側の葉で甘みを出すそう。果たして、どんな”キャレーツ”が出来上がるのでしょう。
「キャレーツ」の材料と作り方
【材料】2人分
キャベツの芯と外側の葉…約150g
鶏もも肉…1枚 ※今回使った鶏もも肉は約230gでした。
おろししょうが…小さじ1/2
おろしにんにく…小さじ1/2
カレー粉…大さじ1
ケチャップ…大さじ2
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
水…300ml
サラダ油…適量
【作り方】
1.キャベツの芯を薄くスライスし、外側の葉は適当な大きさにちぎります。
2.1を耐熱容器に入れ、その上に水(分量外)を少量かけた後、ラップをして電子レンジ(600W)で2分加熱します。今回は大さじ2杯分の水をかけました。
3.2に水(300ml、材料に記載分)を入れ、ミキサーでペースト状にします。わが家にはミキサーがないのでブレンダーで代用。かき混ぜる速度は5段階の「3」に設定。キャベツの形がなくなればOKとのことですが…。
ブレンダーで1分間攪拌しましたが、下の画像のようにキャベツの繊維が残ってペースト状にはなりませんでした。外側の葉と芯は分量どおり約150gだったんですが…どうしてでしょう？ これ以上ブレンダーを使ってもおそらく状態は変わらないので、次の工程へ進むことにしました。
4.一口大に切った鶏肉に塩、こしょうをします。
5.鍋にサラダ油を引き、4を入れて焼き色がつくまで炒めます。
6.5に3、カレー粉、ケチャップ、おろししょうが、おろしにんにくを入れて煮込みます。
中火で20分ほど煮込むと、とろみがついてきました。カレーのいい香り～♪ 見た目はインドカレーみたいでいい感じ～♪
7.6を器に盛って出来上がり！ 調理時間は約30分でした。
では、いただきます！
おぉ～、キャベツの味がほんのりするカレーです。カレー粉を使っているので、いつものルウを使ったカレーとは違い、後味がサラッとしています。面白い！ でも、お子さんにはちょっと辛いかも。玉ねぎを使ったカレーほどではありませんが、野菜の甘みを感じます。この甘みは、いつもなら捨ててしまうキャベツの芯と外側の葉っぱの甘みなんですよね！ そう思うと、今までもったいないことをしてきたな～って思います。そこに鶏肉からのうま味と、ケチャップの酸味と甘みが加わって、玉ねぎを使わずともおいしいカレーに仕上がっています。
レシピ通り、キャベツの芯と外側の葉をペースト状にできず、細かな繊維が残っている状態で作りましたが、食べてみて舌に繊維が残るということはありませんでした。よかった～。
キャベツの芯と外側の葉からうま味や甘みが出ることがわかったので、いつも家で作っているカレーにも加えたいと思います。きっとおいしさがUPするはず。これからは、カレー用にキャベツの芯と外側の葉を残しておかなくちゃ♪ 今まで捨てていたものが、食材として活用できるとはうれしいかぎりです。
みなさんもキャベツの芯と外側の葉っぱを捨てずに、ぜひ”キャレーツ”を作ってみてくださいね。
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