新型コロナ感染拡大 医療非常事態警報を発令 広島
新型コロナの感染拡大が続き、医療提供体制がひっ迫する中、広島県は「医療非常事態警報」を発出しました。
広島県 湯崎英彦知事
「広島県として医療非常事態警報を発出します。現在病床使用率が60%前後と高止まりで、医療提供体制が厳しい状況です。
広島県の湯崎知事は、県独自の警報を発表しましたが行動制限は行わない方針をあらためて示しました。
新型コロナの新規感染者は11日に過去最多を記録し、3日連続で5000人以上と感染拡大に歯止めがかかっていません。
病床使用率は60%程度とひっ迫していて、入院用のベッド数を県が想定する最大の922床まで増やすことを決めました。
県は8月中旬から下旬にかけてピークアウトすると見ていて、引き続きマスクの着用や十分な換気など基本的な感染対策を徹底してほしいと呼びかけています。