護衛艦 さみだれ ソマリア沖から帰国 コロナで上陸できず 呉市
ソマリア沖で活動を行った護衛艦が帰国しましたが、艦内で新型コロナの感染者が確認されたため、帰国行事は隊員が上陸しないまま行われました。
護衛艦「さみだれ」は今年1月に出港し、約6カ月間ソマリア沖・アデン湾で、海賊への対処などの任務にあたりました。
第4護衛隊司令 高橋秀彰1等海佐「任務を終え、ただ今、帰国しました」
検疫所のPCR検査の結果、5人が新型コロナに感染していることがわかったため、帰国行事は隊員が艦に残ったまま行われました。
感染が確認された5人は無症状だということですが、約210人の乗員は隔離期間を終えるまで上陸できないということです。