OAKLAND, CALIFORNIA - AUGUST 09: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Angels walking off the field reacts after he was hit in the left ankle with a line drive off the bat of Ramon Laureano #22 of the Oakland Athletics in the bottom of the third inning at RingCentral Coliseum on August 09, 2022 in Oakland, California. (Photo by Thearon W. Henderson/Getty Images)

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 エンゼルスの大谷翔平は現地8月9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。打っては4打数2安打1本塁打、投げては6回4安打無失点5奪三振でキャリアハイの10勝を挙げ、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打を達成した。さらに、大谷は日米通算1000奪三振を記録し、MLB通算118号アーチでイチロー超えも果たした。

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 記録尽くめの試合で、意外な”盛り上がり”を見せたのが、8回エンゼルスの攻撃シーンだった。1死満塁のチャンスで迎えた大谷の打席で代打が送られると、この選手起用に球場のファンが猛反発。敵地にもかかわらず、スタジアムを揺るがすようなブーイングが起きたのだ。この異例の事態に、アスレチックスのレポーターを務めるマルティン・ガジェゴス氏は「オオタニに代打が送られ、文字通り球場から人が出ていった」とスタジアムの様子を伝えている。

 野球の神様に並ぶ偉業を達成した大谷の打席は、敵ファンといえども見たかったのだろう。あらゆるものを魅了する二刀流の注目度は、今後ますます高まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]