【道具手入れの裏ワザ】砥石なくても研ぎ方知らなくても無問題♪「包丁」を研ぐ超簡単な方法とは…⁉

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包丁はどうやって研いでいますか? 砥石で研ぐのは難しそうだし、わざわざ研ぎ器を買ってもそう頻繁に使わないからもったいないし…。だからといって切れない包丁で料理をするのもストレスだし…。もっと手軽に切れ味が復活する方法があればなぁと探していたら、NHKの『あさイチ』で発見! 砥石も研ぎ器も使わず、身近にある「新聞紙」を使うのだとか。新聞紙で包丁がどれだけ切れるようになるのか、挑戦してみました。


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なぜ「新聞紙」で包丁が研げるのか?



砥石や研ぎ器と全く共通点がないようにみえる「新聞紙」で、なぜ包丁が研げるのでしょう?
その理由は、新聞のインクに含まれているカーボンが砥石の炭素成分にすごく似ているから! そのおかげで、砥石を使ったように包丁を研ぐことができるのだそうです。

研ぐ前に…わが家の包丁の切れ味チェック!

研ぐ前に、わが家の包丁の切れ味をチェックしました。15年以上使っている年季の入った包丁の切れ味はイマイチ。

新聞を切ってみると…。ひっかかって刃が入っていかず、これ以上は切れません。



熟したトマトを切ってみると…。



一応切れますが、トマトの皮に刃が入りづらく、種のまわりのゼリー状の部分もスパッと切れません。



切れ味の悪い包丁で食材を切ると見栄えが悪いのはもちろんですが、食材の苦みや雑味を増加させ、旨味を逃すという研究結果もあるそう。やはり、包丁は切れ味がいいのに越したことはないのですね。

では、「新聞紙」を使ってどれほど切れるようになるのか、さっそくやってみましょう。やり方はとっても簡単♪

「新聞紙」を使った包丁の研ぎ方

1.新聞紙に刃を当て、下の写真のように右側へ傾けます。目安は新聞と包丁の角度が15°くらいになるように。



2.刃を右に傾けたまま、傾けた方向(右方向)へ、包丁を滑らせます。包丁で新聞紙をなでるイメージ。しっかり&ゆっくりと滑らせましょう。これを10回ほど繰り返します。



3.右が終わったら、次は左。刃を左側へ傾けます。



4.刃を左に傾けたまま、傾けた方向(左方向)へ、包丁を滑らせます。包丁で新聞紙をなでるイメージ。2と同じように10回ほど繰り返します。



5.最後に水洗いして包丁についたインクを落とせば、包丁研ぎは完了です。

さぁ、どれくらい切れるようになったかな…あれっ?
新聞とトマトで切れ味を試しましたが、研ぐ前とほとんど変わりませんでした。さすがに左右”10回”ではわが家の十年選手の包丁の切れ味を復活させることはできませんでした。

そこで、左右それぞれ5分ほど新聞紙を使って研いでみました。

すると…研ぐ前は、新聞に刃がまったく入っていかず切れなかったのに、

【before】






研いだ後は、スーッと切れる!とまではいきませんが、研ぐ前よりかなり切れるようになりました。

【after】



トマトは、研ぐ前はグチャッとした切り口でしたが、

【before】






研いだ後はトマトの皮に引っかかることなく、種のまわりのゼリー状の部分もスパッと切れるようになりました。

【after】



しかも、こんなに薄く!



包丁で新聞を切ることはまずないので、トマトをこんなにきれいに切ることができれば、わたし的には十分です。大満足♪

スパッと切ったトマトは水っぽくなく、より一層おいしいような気がします。
切れ味のいい包丁を使えば、わたしの料理の腕も多少は上がるかな?
これからは新聞紙を使ったこの方法で、こまめに研ごうと思います。

研ぐ時間はお使いの包丁によって調整したほうがいいと思いますが、特別な技術もいらず失敗もないこの方法。
みなさんもぜひ一度お試しくださいね!


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