上戸祭立体が開通 渋滞緩和と地域活性化へ期待 宇都宮
交通量の増加による渋滞を緩和するため整備が進められてきた東北自動車道・宇都宮ICと環状道路をつなぐ立体交差部分が16日、開通しました。
開通したのは東北自動車道・宇都宮ICへのアクセス道路になっている宇都宮北道路と宇都宮環状道路の交差点、上戸祭立体です。 午後3時の供用開始を前に通り初めが行われ、警察車両を先頭に式典の出席者などを乗せた13台の車が列を成し走り抜けました。この場所は慢性的に渋滞が発生していたため、立体交差点にすることで円滑な車の流れを確保しようと2016年から栃木県などが工事を開始。全長1.2キロを総事業費はおよそ63億円かけて整備しました。
近くにある上戸祭小学校で行われた開通式には福田富一知事や佐藤栄一市長のほか、工事の関係者などおよそ100人が出席し、開通を祝いました。
福田富一知事:「渋滞が緩和され地域の円滑な交通が確保されるとともに宇都宮ICへのアクセス性が向上し、広域的な地域間の交流・連携の促進 が図られるものと期待している」