日光市や宇都宮市で合唱団の指揮者を務めながら歌手や音楽プロデューサーとして活躍する男性が12日、日光市の公民館にピアノを寄贈しました。

ピアノを寄贈したのは指揮者で歌手、そして音楽プロデューサーの下司愉宇起さんです。合唱団の指導をきっかけに2011年に県内で活動を始めた下司さんは日光観光大使に任命され、今年で10年目を迎えます。

下司さんは日光市に恩返しをしようと活動の原点でもある大沢公民館に世界最高峰のピアノメーカースタインウェイ&ソンズ社のセカンドブランド「ボストンピアノ」を寄贈しました。

寄贈式が行われた日、宇都宮短期大学音楽科で講師を務めるピアニストの中山 里紗さんが美しい演奏を披露しました。

今回の寄贈を記念して大沢公民館では8月23日に世界的ピアニスト熊本マリさんのコンサートが予定されています。