食料品や冷凍食品、スイーツなどを購入するとついてくる、保冷剤を再利用してごみの削減につなげようと、宇都宮市のデパートが商品券と交換する取り組みを始めました。

「保冷剤リユース キャンペーン」を開催しているのは、宇都宮市の東武宇都宮百貨店です。15日から1階のスイーツテラス横に特設カウンターを設け、回収を始めました。

開店と同時に次々に保冷剤を持った人が訪れ、昼過ぎまでで700個以上が集まりました。

この店では、年間およそ30万個の保冷剤を、食品などを購入した客に配布していて、キャンペーンでその1%に当たる3000個を回収します。回収した保冷材は洗浄・消毒をして、再利用するということです。回収は1人10個までで、保冷剤1個につき50円分の商品お取替え券と交換してもらえます。

対象となるのは、袋状でビニールタイプの10センチ以内大きさで、解凍してあり洗ってあるものです。

期間は17日までですが、3000個が集まった時点で終了になります。