読めそうで読めない漢字、今回は「拵える」です。

■正しい読み方は?

漢字「拵」は音読みで「ソン」、訓読みで「よ(る)」などと読みますが、「拵える」は何と読むのでしょうか?
小学館のデジタル大辞泉によると、「拵える」は、

1 ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。また、結果として不本意なものを作ってしまう。
2 手を加えて、美しく見せるようにする。化粧したり衣装を整えたりして飾る。
3 工夫を巡らし、ないことをあるかのように見せかける。
4 手を尽くして、必要なものを整える。用意する。
5 友人・愛人などを作る。

もうわかりますよね?

■正解は……?


「こしらえる」と読みます!
例えば、
「子供の遠足の日に弁当を拵える」
「うわべを拵えるのはやめた方がいい」
「住宅ローンの頭金を拵える」
などと使います。
今回は、読めそうで読めない漢字「拵える」をご紹介しました!
スマホやパソコンの普及で、書けなくても読めればなんとかなる時代ですが、いざという時に読めないと恥ずかしい思いをすることも……。
ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね!