【オンザライス選手権】「イタリアン風納豆ご飯」作ってみた！トマトに玉ねぎ…「え、納豆にバルサミコ酢⁉」

筆者は関西出身ですが納豆が大好きです。でも、納豆はご飯にかけて食べる一辺倒でアレンジをあまり知りません。6月16日放送の情報番組『バゲット』を見ていたら「納豆ごはんアレンジレシピSP」というコーナーで「イタリアン風」なる納豆ご飯を発見！ あれだけ個性の強い納豆がイタリアン風になるんでしょうか？ 眉唾ものと思いつつ、混ぜるだけなのでサクッと作ってみましょう！

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納豆は栄養の宝庫、日本を代表する発酵食品



納豆菌の力で大豆を発酵させた納豆には、タンパク質、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維、カルシウムなど多くの栄養素が含まれています。混ぜてご飯にかけるだけで、栄養価がアップするところが納豆の良いところですよね。筆者は納豆を良く食べています。

さて、今回のレシピを試すにあたって、地域差なるものを感じたので記しておきます。視聴者考案レシピでは「おかめ納豆極小粒」というパック納豆が使われていたのでスーパーで探したのですが、近所では販売されておらず…。見つけたのは上記のカップ仕様でした。今回はこちらを買いました。

販売元のホームぺージを見ると、極小粒シリーズのほかに旨味シリーズ（まろやか昆布だし味）があり、筆者の居住エリアでは旨味シリーズがパック納豆として販売されていました。関西は昆布だし文化なので、こちらの方がきっとニーズがあるのでしょうね。パックは50g、カップは30gと内容量が異なっていますが、レシピ通りの分量で作ります。


「イタリアン風納豆ご飯」を作ってみよう



【材料・1人前】
納豆…50g（付属のタレとからしも使用）
ミニトマト…3個
玉ねぎ…1/2個
青じそ…1枚
バルサミコ酢…小さじ1
オリーブオイル…小さじ1/2
黒こしょう…適量

1.玉ねぎは粗みじん切り、ミニトマトは4つ切り、青じそは千切りにします。



トマトや青じそに比べて玉ねぎの量がやや多いですね。

2.ボウルに1と調味料を入れます。



付属のタレと辛子も入れます。バルサミコ酢とオリーブオイルは個性的な納豆にどう影響するのでしょうか。楽しみです。

3.全体をよく混ぜます。



イタリアンカラーでカラフルですね。和え物のような仕上がりになりました。これで完成、とても簡単です！

ご飯にオン！カラフル＆さっぱり味の納豆が新鮮です！



玉ねぎのみじん切りが「イタリアン風」の要ですね。生の玉ねぎのピリッとした辛みと風味が納豆の香りをほどよく封じ込めています。サクサクッという小気味よい歯ざわりが加わり、納豆ご飯特有のねっとりとした食感がありません。

トマト？ バルサミコ酢？ オリーブオイル？ それとも3つの食材のおかげなのか、納豆の粘り気が弱まっていてサラッとした口当たりでとても食べやすいです。納豆が苦手な方は、香りや粘りが抑えられているので、おいしくいただけると思います。

青じその香りはほんのりと感じます。もっと入っていても良さそうですが、それだと和の味わいに偏ってしまいそうですね。青じその代わりにバジルにすれば、もっとイタリアン感が出そうです。

お茶碗1膳に乗せてもまだ余っているので「イタリアン風納豆」をアレンジしてみましょう。

アレンジ1：トースターでチン！「イタリアン風納豆のミニピザ」



餃子の皮にケチャップを塗って「イタリアン風納豆」ととけるチーズを乗せて、トースター220℃で5分焼きました。あっという間におかずやおやつにぴったりなミニピザが完成しました。バジルを乗せるとよりイタリアンな雰囲気が出ますね。

餃子の皮が薄いのでパリッと香ばしく、チーズと納豆が合わさってマイルドなおいしさに変化しています。納豆のねっとり感は残っていますが、ピザを半分に折ればこぼれることなく食べられました。

10分もかからずに作れたので、納豆好きな方に出せば喜ばれそうです。

アレンジ2：粉モンにしても美味「イタリアン風納豆焼き」



筆者のアレンジメニューの定番、お好み焼き風にもしてみました。残った「イタリアン風納豆」に小麦粉、溶き卵、粉チーズ（各適量）を混ぜてフライパンでこんがりと焼くだけです。納豆に粘り気があったので山芋を入れなかったのですが、少し硬く仕上がってしまいました。山芋は入れた方が良さそうです。

こちらは見た目に納豆感がまったく無く、味もほんのりと納豆を感じる程度だったので、納豆嫌いな子どもの克服メニューになりそうです。ケチャップやソースを塗れば、変わりお好み焼きとして通用します。ボリューム感もあって朝食や昼食、おやつにおすすめです。

さっぱりとした味わいの「イタリアン風納豆ご飯」は特に夏に合いそうな一品でした。夏に甘くなるトマトを使って、ぜひお試しくださいね。