【空調の裏ワザ】部屋を最速で涼しくする方法!いきなり設定温度を下げず「風量最大」&「風向は水平」
ついに…エアコンの冷房モードを使う季節の到来ですね。外から帰って、部屋に入ったときの”もあ~っ”としたあの感じといったら…もう! 吹き出す汗を拭いながら、設定温度を目一杯下げて「早く、早く!」。でも、なかなか涼しくならないんですよねぇ。実は、涼しくするには手順があったんです! NHKの番組『あさイチ』で詳しく紹介していたので、さっそく試してみます!
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部屋をいち早く快適にする3つのSTEP!
step1.風量を強くする
まず最初に行うのは冷房の「風量」を強くすること。なぜ、最初に「設定温度」を下げないのでしょう?
そもそも、”快適かどうか”を決めるのは、「室温」ではなく「体感温度」なんだそうです。例えば、気温が同じ26℃でも、湿度が高ければじめじめと蒸し暑く感じ、風が吹いていると肌寒く感じることがありますよね。この、体感温度を下げることが重要で、「風量を強くする」ことは体感温度を下げる効果が期待できるそうです。
step2.風向きを水平にする
風量を強くしたら、次は風向き。風向きは「水平」にするのが正解。これは、部屋全体を”むらなく”涼しくするため。
暖かい空気は軽いので天井の方に溜まり、冷たい空気は重いので床の方に溜まります。
風向きを「下向き」にすると、床近くの室温がどんどん下がり、天井の方の室温が下がるのは遅くなります。室温に”むら”ができるわけです。
風向きを下方向にしたとき
一方、風向きを「水平」にすることで、天井付近から冷やされ、冷たい空気は重いので床へと広がります。こうしてむらなく部屋全体の温度が下がるそうです。
風向きを水平にしたとき
なるほど! これまで風向きを気にしてエアコンを使ったことはありませんでした…。
いつも「下向き」の設定にしていたので、冷たい風が体に直接当たってすぐ寒くなり、エアコンを止め、でもすぐに暑くなって、エアコンをつける…これを繰り返していました。
step3.設定温度を低くする
step1と2をやって涼しくならない場合は、設定温度を低くするといいそうです。
本当に部屋は涼しくなるのだろうか?やってみた!
理屈がわかったところで、実際にやってみることに!
現在の室温は30℃。蒸し暑くて、顔がほてるほど。
設定温度はいつもなら25℃くらいにして一気に冷やすところを、今日はまず28℃に。
ちなみに部屋の広さは10畳ほどです。風量を最大レベルに、そして、風向きを水平にして…。
おぉ~!
嘘みたいですが、5分もしないうちに冷たい空気が上から落ちてくるような感覚があって、涼しくなった気がします。室温を見ると30℃のままなので、まだ室温が下がったわけではありません。
強い風のおかげで汗がすーっとひいて、体温を下げてくれたみたい。顔のほてりもおさまり、10分後には部屋に快適さが戻ってきました! この快適さで室温はまだ30℃。改めて体感温度が大事なんだと実感しました。
ちなみに、室温が1℃下がるまでにかかった時間は約15分。室温が28℃になるには30分ほどかかりました。
これが早いか遅いかはわかりませんが、すでに冷房開始5分後には体感温度として涼しさを感じていたので、室温は参考程度でいいのではないかと思いました。
もしかして「涼しさ」と「節電」を両立してる!?
「いち早く部屋を涼しくする方法」を実践してみて、気づいたことが…。
この方法、「涼しさ」との両立は難しいと思っていた「節電」も同時に実現しているのではないか…と。
調べてみると、夏は冷房の設定温度を1℃高くすると消費電力が13%削減できるそう。今回の場合でいうと、これまでなら設定温度を25℃にするところを28℃に設定したので、3℃×13%=39%節電できたことになります!
7月の電気代は去年の7月に比べ1800円以上の負担増になる地域もあると聞きます。だからといって冷房なしでは、熱中症の心配もありますよね。
なので、いきなり「設定温度」を下げる前に、ぜひこの方法を実践してみてください。
今年の夏を家計にも体にも負担なく乗り越えましょう!
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step2.風向きを水平にする
風量を強くしたら、次は風向き。風向きは「水平」にするのが正解。これは、部屋全体を”むらなく”涼しくするため。
暖かい空気は軽いので天井の方に溜まり、冷たい空気は重いので床の方に溜まります。
風向きを「下向き」にすると、床近くの室温がどんどん下がり、天井の方の室温が下がるのは遅くなります。室温に”むら”ができるわけです。
風向きを下方向にしたとき
一方、風向きを「水平」にすることで、天井付近から冷やされ、冷たい空気は重いので床へと広がります。こうしてむらなく部屋全体の温度が下がるそうです。
風向きを水平にしたとき
なるほど! これまで風向きを気にしてエアコンを使ったことはありませんでした…。
いつも「下向き」の設定にしていたので、冷たい風が体に直接当たってすぐ寒くなり、エアコンを止め、でもすぐに暑くなって、エアコンをつける…これを繰り返していました。
step3.設定温度を低くする
step1と2をやって涼しくならない場合は、設定温度を低くするといいそうです。
本当に部屋は涼しくなるのだろうか?やってみた!
理屈がわかったところで、実際にやってみることに!
現在の室温は30℃。蒸し暑くて、顔がほてるほど。
設定温度はいつもなら25℃くらいにして一気に冷やすところを、今日はまず28℃に。
ちなみに部屋の広さは10畳ほどです。風量を最大レベルに、そして、風向きを水平にして…。
おぉ~!
嘘みたいですが、5分もしないうちに冷たい空気が上から落ちてくるような感覚があって、涼しくなった気がします。室温を見ると30℃のままなので、まだ室温が下がったわけではありません。
強い風のおかげで汗がすーっとひいて、体温を下げてくれたみたい。顔のほてりもおさまり、10分後には部屋に快適さが戻ってきました! この快適さで室温はまだ30℃。改めて体感温度が大事なんだと実感しました。
ちなみに、室温が1℃下がるまでにかかった時間は約15分。室温が28℃になるには30分ほどかかりました。
これが早いか遅いかはわかりませんが、すでに冷房開始5分後には体感温度として涼しさを感じていたので、室温は参考程度でいいのではないかと思いました。
もしかして「涼しさ」と「節電」を両立してる!?
「いち早く部屋を涼しくする方法」を実践してみて、気づいたことが…。
この方法、「涼しさ」との両立は難しいと思っていた「節電」も同時に実現しているのではないか…と。
調べてみると、夏は冷房の設定温度を1℃高くすると消費電力が13%削減できるそう。今回の場合でいうと、これまでなら設定温度を25℃にするところを28℃に設定したので、3℃×13%=39%節電できたことになります!
7月の電気代は去年の7月に比べ1800円以上の負担増になる地域もあると聞きます。だからといって冷房なしでは、熱中症の心配もありますよね。
なので、いきなり「設定温度」を下げる前に、ぜひこの方法を実践してみてください。
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