【ストウブ鍋のプロ 大橋由香さん考案】味付けは塩オンリー「鶏塩肉じゃが」作ってみた!素材の旨味ジュワ~
3年ほど前、憧れのストウブ鍋を買ったものの、ちょっと重くていつしか出番が少なくなって…。もっと活躍させたいな、と思った矢先、秀逸レシピを見つけました。それが「鶏塩肉じゃが」です。鍋に鶏肉と野菜を入れたら、味付けは塩のみ。ストウブ鍋なので、もちろん水も使いません。もう潔すぎて日本男児かよ、って感じです(笑)。さて、肝心のお味のほうは…作って食べてレポしますね。
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フランス生まれのストウブ鍋はずっしりとした「重さ」が特徴。この重さによって鍋の中が密閉に近い状態になり、無水調理ができるそう。保温性も高く、旨味が鍋の中で循環するので、ジューシーに仕上がります。
レシピ考案者の料理研究家、大橋由香さんはストウブ鍋の長所を存分に活かし、簡単かつ旨味たっぷりなレシピを生み出しているストウブレシピの第一人者。そんな大橋さんのレシピなら、間違いなくおいしいはずです!
材料(4人分)
鶏もも肉…2枚(600g)
玉ねぎ…1個(200g)
じゃがいも…2個(300g)
塩①…小さじ1
塩②…小さじ1/4
油…小さじ2
下準備
鶏もも肉は各8等分に切って塩①をふる。玉ねぎは繊維を断つように1cm厚さに切る。じゃがいもは皮を剥いてひと口大に切り、さっと水洗いする。
※今回の調理では18㎝のピコ・ココット ラウンドを使用していますが、レシピの推奨サイズは20㎝のピコ・ココット ラウンドとなります。推奨サイズ以外で作る場合、鍋の半分以上まで具材を入れるようにしてください。
作り方
1. 鍋に油と玉ねぎを入れて、塩②をふる。
2. 鶏肉を入れる。
3. じゃがいもを入れる。
4. フタをして中火にかける。
焦がしたくない場合は弱火から始めてもOKです。
5. フタと鍋の間から蒸気が出てきたら、極弱火にして15分加熱する。
加熱し始めて約7分、フタの隙間から蒸気が!
中の様子が気になりますがフタは開けずに、ガマンガマン…。
6. 火を止めてフタを開け、ひと混ぜする。
ここでポイント!フタについた水滴は食材の旨味をたっぷりと含んでいるため、必ず鍋の中へ戻しましょう。
モア~ッと上がった蒸気と共に見えた食材たち。おーー。20分ちょっとしか煮込んでいないのに、じゃがいもにも鶏肉にもしっかり火が入っています。
では、ひと混ぜしてみます。
すごい。水を入れていないのにこの汁気。おいしい成分がぎゅっと凝縮されているんだろうなあ…。
7. 食材から出た水分を具にしっかりと戻し、再度フタをして火をつけないで10分間おけば完成。
すぐに食べても良いそうですが、10分おくことで、味がさらになじんでおいしくなるそう!
10分待って、出来上がりました。見るからにホクホクとろっとろです!
はじめに鶏肉と玉ねぎをパクッ。…!鶏肉の柔らかさがすごい。短時間しか煮込んでいないのにホロホロです!横にいた夫も「うまい!これはうまい!」と何度も叫んでいます(笑)。玉ねぎの甘みもプラスされて、箸が止まりません。
じゃがいもはホックホクで、味がしっかり染み込んでいます。味付けは塩だけなのにこんなに深みのある味になるなんて、超衝撃です。
初めて作りましたが夫も娘も大満足の逸品に。娘の「もっと食べる~!」が聞けて嬉しー!
わが家で「肉じゃが」といえば豚肉を使ったしょうゆベースのものでしたが、こんなに簡単に柔らかく、そしておいしく作れるのなら、これからはこのレシピがわが家の「肉じゃが」決定です。
ちなみに、完全な無水調理でしたが、鍋には焦げ目一切なし。具材を鍋に入れてからは本当にほったらかし、フタを開けて煮込む手順もないので、コンロ周りも一切汚れないし、いいことづくめ…。目からウロコが落ちるとはまさにこのこと。なぜ今までもっとストウブ鍋を使わなかったんだろ!
おかずにもおつまみにもなる優秀かつ超絶品な「鶏塩肉じゃが」。みなさんもぜひ作ってみてください。
※本記事は大橋由香著『もっとストウブはじめまして ラクしておいしい1品晩ごはん』から一部抜粋・編集しています。
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フランス生まれのストウブ鍋はずっしりとした「重さ」が特徴。この重さによって鍋の中が密閉に近い状態になり、無水調理ができるそう。保温性も高く、旨味が鍋の中で循環するので、ジューシーに仕上がります。
レシピ考案者の料理研究家、大橋由香さんはストウブ鍋の長所を存分に活かし、簡単かつ旨味たっぷりなレシピを生み出しているストウブレシピの第一人者。そんな大橋さんのレシピなら、間違いなくおいしいはずです!
材料(4人分)
鶏もも肉…2枚(600g)
玉ねぎ…1個(200g)
じゃがいも…2個(300g)
塩①…小さじ1
塩②…小さじ1/4
油…小さじ2
下準備
鶏もも肉は各8等分に切って塩①をふる。玉ねぎは繊維を断つように1cm厚さに切る。じゃがいもは皮を剥いてひと口大に切り、さっと水洗いする。
※今回の調理では18㎝のピコ・ココット ラウンドを使用していますが、レシピの推奨サイズは20㎝のピコ・ココット ラウンドとなります。推奨サイズ以外で作る場合、鍋の半分以上まで具材を入れるようにしてください。
作り方
1. 鍋に油と玉ねぎを入れて、塩②をふる。
2. 鶏肉を入れる。
3. じゃがいもを入れる。
4. フタをして中火にかける。
焦がしたくない場合は弱火から始めてもOKです。
5. フタと鍋の間から蒸気が出てきたら、極弱火にして15分加熱する。
加熱し始めて約7分、フタの隙間から蒸気が!
中の様子が気になりますがフタは開けずに、ガマンガマン…。
6. 火を止めてフタを開け、ひと混ぜする。
ここでポイント!フタについた水滴は食材の旨味をたっぷりと含んでいるため、必ず鍋の中へ戻しましょう。
モア~ッと上がった蒸気と共に見えた食材たち。おーー。20分ちょっとしか煮込んでいないのに、じゃがいもにも鶏肉にもしっかり火が入っています。
では、ひと混ぜしてみます。
すごい。水を入れていないのにこの汁気。おいしい成分がぎゅっと凝縮されているんだろうなあ…。
7. 食材から出た水分を具にしっかりと戻し、再度フタをして火をつけないで10分間おけば完成。
すぐに食べても良いそうですが、10分おくことで、味がさらになじんでおいしくなるそう!
10分待って、出来上がりました。見るからにホクホクとろっとろです!
はじめに鶏肉と玉ねぎをパクッ。…!鶏肉の柔らかさがすごい。短時間しか煮込んでいないのにホロホロです!横にいた夫も「うまい!これはうまい!」と何度も叫んでいます(笑)。玉ねぎの甘みもプラスされて、箸が止まりません。
じゃがいもはホックホクで、味がしっかり染み込んでいます。味付けは塩だけなのにこんなに深みのある味になるなんて、超衝撃です。
初めて作りましたが夫も娘も大満足の逸品に。娘の「もっと食べる~!」が聞けて嬉しー!
わが家で「肉じゃが」といえば豚肉を使ったしょうゆベースのものでしたが、こんなに簡単に柔らかく、そしておいしく作れるのなら、これからはこのレシピがわが家の「肉じゃが」決定です。
ちなみに、完全な無水調理でしたが、鍋には焦げ目一切なし。具材を鍋に入れてからは本当にほったらかし、フタを開けて煮込む手順もないので、コンロ周りも一切汚れないし、いいことづくめ…。目からウロコが落ちるとはまさにこのこと。なぜ今までもっとストウブ鍋を使わなかったんだろ!
おかずにもおつまみにもなる優秀かつ超絶品な「鶏塩肉じゃが」。みなさんもぜひ作ってみてください。
※本記事は大橋由香著『もっとストウブはじめまして ラクしておいしい1品晩ごはん』から一部抜粋・編集しています。
大橋由香さん
料理研究家、「ストウブビストロ はるひごはん」店主。調理学校を卒業後、フレンチレストラン勤務などを経て、2014年、神奈川厚木市にカフェをオープン。ストウブの無水調理で作る家庭料理が評判となり、ストウブ人気の火付け役に。飲食店のプロデュース、企業とのレシピ開発、雑誌やWEBでのレシピ紹介、イベント講師等など幅広く活躍。オンラインでの料理教室のほか、YouTubeチャンネル「ずぼら料理教室」も開催。著書に『もっとストウブはじめまして ラクしておいしい1品晩ごはん』『無水調理で驚きのレシピ革命!ストウブはじめまして』(いずれも家の光協会)など。
大橋さんの情報は下記のURLをチェック
https://linktr.ee/haruhigohan
Instagram
https://www.instagram.com/haruhigohan/?hl=ja