一緒に肉を焼くという圧倒的ライブ感に会話も弾む、大人デートの大定番となる焼肉。

大衆焼肉のような温かさで、上質な肉を艶やかに楽しみたい。

食べ慣れたふたりの我儘に応える、とっておきの一軒を紹介しよう!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



カウンターとテーブル席、個室からなる店内は、本店のイメージからは一転してスタイリッシュな雰囲気。席の間隔もゆったり


大阪の下町にあるような庶民的なカウンタースタイルで人気を博している恵比寿『焼肉 一七三』が、今年3月、新たな一手を打って出た。

こちら『焼肉一七三 向山』は、かつて“向山”という地名だった、恵比寿駅にほど近い高台に。

新築のビルのワンフロアを占拠した店舗は、親密なデートやあらたまった会食にもふさわしい雰囲気が漂う。


エッジの立ったハツで再認識する、ホルモンの味の決め手は鮮度にあり、と

「ハツ(焼き)」700円/1人前(写真は2人前)は、さっと焼いたら特製の青唐辛子とりんご酢のタレや出汁ポン酢でさっぱりと


焼肉のクオリティは、言うまでもなく本店同様。

店主・稲見克昌さんが吟味した黒毛和牛や新鮮なホルモン類を、オーダーを受けてからカットし味付けするスタイルを貫く。

そして、「塊ハラミ」などのおなじみの焼肉メニューに加えて、上質な肉の旨みを直球で楽しめる「和牛ザブトンの塩たたき」や味の濃い大阪生まれの「頑固卵」で食する「和牛のスキヤキ」、「炙り肉の握り」といった肉割烹的な逸品もあるのが新基軸。


肉を味わい尽くす多彩なアラカルト


希少部位を贅沢にも厚切りで。

「タン厚切り」1,000円/1人前(写真は3人前)は、確かなカッティングが冴える部位。




〆に食べたい「和牛ヒレ土鍋ごはん」4,800円(2〜3人前)は、白髪ねぎ、ごぼう、大葉などたっぷりの香味野菜とレアに焼いたヒレ肉が好相性。




専任のパティシエによる凝ったデザートも必食。

香ばしい風味が調和した「キャラメルとほうじ茶のムース」960円。

こちらでなら、焼肉のお供に高級ワイナリー「ケンゾーエステイト」や自然派ワインを選んでみても。

焼肉+αの魅力が新しい。



恵比寿らしい艶やかな空間でありながら、肩肘張らずに焼肉を楽しめる。

こんな店を知ってこそ、彼女の飾らない笑顔を引き出す大人といえるだろう。

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