焼き鳥デートなら、料理にぴったりなワインの組み合わせが楽しめる店がいい。

そんな願いを叶えてくれる新店が、麻布十番の裏通りに誕生した。

ワインバーを彷彿とさせる密やかな空間で味わえる、絶品コースをご紹介しよう!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



フランス料理店も顔負けの見事なワインセラー。ワインは、ブルゴーニュ中心でグラスワインは1,500円から。シャンパン、日本酒も選りすぐりをそろえている


麻布十番駅至近の裏通り。ビルの地下に下りれば、まずフランスワイン2,000本余りが眠るウォークインセラーが目に入る。

そのこだわりようも、『麻布さとり』の店主・冨田 賢さんの「ワインが好きで、渋谷の『IZAKAYA VIN』で7年間勉強しました」のひと言で納得。

その後、ワインを通して知り合った外苑前にある焼き鳥の有名店を経て2月に独立を果たした。


慣れ親しんだ焼き鳥と上質なフレンチを両立する贅沢さ

天草の「もも肉」は皮は八分、身は二分の焼き加減で。フランスのゲランドの塩とイギリスのマルドン塩を使用する


ムードある空間で供せられるは、鶏のコンソメから始まる9,000円のコース。

白レバーのムースなどフレンチの要素を加味したつまみや旬野菜を繊細に火入れした逸品、ダイナミックに焼き上げたもも肉など、定番の串ものはもちろん緩急ある構成が楽しい。

使用する鶏は、弾みのある食感と甘み豊かな脂が特微の宮崎産「飛来幸地鶏」と旨みの深い熊本の「天草大王」。

むねやももなどはあえて串を打たず、大きめの塊のまま焼くことで、しっとりとした食感に仕上げている。




「白レバーのムース」。

ホワイトポートに漬け込んだレーズンや生クリームなどが入るムースは臭みなく味わいも軽やか。




「天草大王」や「飛来幸地鶏」を丸のまま用いて取る贅沢な「コンソメスープ」。

香味野菜の優しい甘さを感じる奥深い味わい。




お洒落感を醸し出す、照明のトーンを落とした店内は、カウンター席のみの大人な雰囲気。

焼き鳥店というよりもワインバーを彷彿とさせる密やかな空気が漂う。



ワイングラスを片手にムードあるカウンター席で横並びに座れば、二人の距離が縮まること間違いなし!

贅沢なコースとこだわりのワインのマリアージュを是非堪能してほしい。

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