イタリアの食文化が融合する、バラエティに富んだ新しい一軒が誕生したのをご存知だろうか?

場所は、小粋な大人の街・代々木八幡。

“バール”、“パスティッチェリア”、“トラットリア”という3つの表情を見せてくれる話題の店だ!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



代々木八幡駅からほど近く。古くからある写真館の建物をそのまま使っているので、センス良く街に馴染んでいる。地元の人で賑わう一軒だ

レンガ造りのクラシックな建物に朝から晩まで洒落た男女が出入りする


感度の高い美食店が密集する代々木上原・公園エリアに、さらに街の食偏差値を上げる一軒が現れた。

それが今回ご紹介する、『ミレチンクエチェント』。店を手掛けるのは、ご近所で『ヨヨナム』や『ホルン』などを展開するヤマモトタロヲさん。

写真館だったという3階建ての店のファサードは、イタリアの街角にある古き良きバールを思わせるクラシカルな佇まい。


1階はバールとお菓子の店


1階はスタンディングスペースを備えたバールとパスティッチェリアで、朝はエスプレッソ、昼はランチ、日の明るいうちからワインと一品料理でアペリティーボを楽しめる。

イタリアで修業経験を積み、六本木で人気パティスリーを営んでいた、名パティシエによるイタリア郷土菓子も同店の名物だ。




スペシャリテの「ジャンドゥーヤピスタチオ」をはじめ、ティラミスやカッサータなどド直球なイタリア郷土菓子がずらり。

ケーキは常時約12種類、手土産に最適な焼き菓子もそろう。




滅多に出合えない「モレッティ」のドラフトが味わえる!




ランチタイムはパニーニやデリプレートを用意。

写真の「デリプレート〜イタリア総菜6種盛り合わせ」(1,000円)は、ワインやビールのつまみにも最適。


2階は洒落たリストランテ


2・3階はリストランテで、シンプルで骨太なイタリア郷土料理をアラカルトで提供。

中でも、十勝の「豊西牛」を使ったメニューは必ず頼みたい品のひとつ。

奇をてらわず、あえてクラシックを踏襲したメニューや空間が、最先端を走るこの街で早くも無二の存在感を放っている。




瀟洒なシャンデリアがつるされた階段を上がると、重厚感のあるシックなテーブル席がお目見え。反対側には趣の異なるクラシックなダイニングフロアが広がる。

3階は個室として利用可。




半熟のトロトロ加減が目にも美味しい「白魚のイタリア産グリンピースのオムレツ」1,600円。




赤身が多く旨みの強い肉質が特徴の「豊西牛リブロース」(4,500円)はたっぷり300g。

料理はどれもボリューミーなので、数人でシェアしてワイワイ楽しみたい。


本格的なイタリア郷土料理・菓子を気軽に愉しむ事ができる『ミレチンクエチェント』。

ぜひ普段使いに重宝していただきたい一軒である。

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