稼げる人になるためにはどうすればいいのか。

そのヒントを求めて、平均世帯年収は4,788万円という東カレ倶楽部メンバーにアンケートを実施。

お金の使い方のルールから仕事で成功するために必要な能力、転機を深掘りしていく。



年収3,000万を超えたら、家賃にいくら払うのが正解?お金の使い方の黄金ルールを解説

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実際に稼いでいる人が思う必須スキルは?


成功者だけが知っている「仕事で成功するための能力」と「必要のない努力」


人生に無駄なことは無いと言うけれど、仕事のできない上司の下で徒労と思える日々。

できることなら少しでも早く自分のビジョンを実現したい。

「ぶっちゃけ、成功するための“近道”を教えてよ!」

――――そんなことを思いながら、ため息まじりに天を見上げたことはないだろうか。

今回取り上げるテーマは、まさにその“近道”となるだろう。



今回の調査では平均世帯年収は4,788万円の稼ぎ人を対象に「仕事で成功するために必要な能力とは何か」を回答してもらった。

複数回答可として、成功に至るまでの様々な場面を想定してもらっている。

その結果、回答数の多い順に整理して上位5位までの能力をランキングにすると以下のようになる。

自己診断であなたが持っている能力はあるだろうか。




有効回答数の過半数を超えてダントツだったのが「コミュニケーション能力」(64.7%)だ。

続いて「実行力」(47.1%)、次に「周囲の人を巻き込む力」(29.4%)という結果になる。

「マネジメント力」「業務上の専門知識・技術・技能」は17.6%と下位に甘んじ、企画力や創造力といった実務的な能力は圏外という結果だ。

稼ぎ人の1人、大手通信サービス会社に勤務する男性は役職こそ係長クラスだが、30代にもかかわらず大規模プロジェクトを一任される。

そんな彼は、成功するために必要な能力に「コミュニケーション能力」を挙げる。

「日頃からコミュニケーションをとっておくことで、いざという時にひと肌脱いでくれる人が周りに多くいる状況ができていた」(30代男性・大手通信サービス会社勤務)

今回の調査では、なぜその能力が必要なのか、理由・根拠についても聞いている。

さらには、各能力を伸ばすためのノウハウも指南してもらったので、次ページ以降を参考にしてほしい。

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チャンスを見極める方法がわかる!


一流ビジネスマンが語る!収入をアップさせる“キッカケ”の掴み方


虎視眈々と未来を思い描き、いつの日か自分も憧れのポジションで仕事をしたい。

にもかかわらず、気がつけば40代になっていた…。

「どうする、オレ?」

なんてことになって慌てる前に、今回は稼ぎ人たちの「転機」を紹介する。



今回、稼ぎ人に「成功に至るまでの転機」を調査し、傾向をカテゴリー別に分類した結果、一番多かったのが「出会い」による転機だった。

「経営コンサルタントを新卒から14年やっているが、あるとき担当になったクライアントが起業家を多く輩出する企業で、逆に刺激を受け、仕事に対する心持ちが180度変わった」

そう語るのは、大手外資系コンサルティング会社で役員を務める30代男性だ。

ほか、出資してくれる人に出会えた、ピンポイントで求めていた人脈に出会えた、尊敬できる上司と巡り合えた、ふと参加した会合で知り合った人にスカウトされた等々、出会う人は様々。

とにかく自分だけの力ではどうにもならないと悩んでいたことが、出会いによって物事が一転し、道が開けていくパターンだ。

先に紹介した、大手外資系コンサルティング会社役員の30代男性は「出会いをきっかけに、自分の得意領域をこれまでと全然違う領域に振り切ったことで、キャリアアップにつながった」という。

また、その場では最悪の出会いだとしても「転機」となることもある。

現在はコンテンツマーケティング会社を経営し、年収2,000万円超えの村田佳奈さん(34歳、仮名)も、そんな「出会いによる転機」で躍進した1人だ(※プライバシー保護のため、細部は多少変更しています)。

彼女はもともと東京の港区生まれ、港区育ちで、幼い頃から頭の回転が速く、要領のいい子どもだった。

中学受験で中高一貫の有名私立校に入学し、大学は早稲田に進学。卒業後は大手広告代理店に入社する。

華々しいキャリアだが、実際に入社したての頃は自分の企画もよく通り、曲がりなりにも才女だと自覚していたそうだ。

しかし入社5年目ともなると、企画はことごとくダメ出しされた。残業・週末勤務に疲弊し、朝令暮改の上司にも辟易させられ、いつしか言われたことだけをこなす社員になっていたという。

「あの頃に“社長さん”との出会いがなければ、私は今でも腐っていたかもしれませんね。当時、いくつもの案件にアサインされていて、ひとつひとつの仕事がおざなりになっていました。

そんなときに、もともと上司が担当するはずだった案件を臨時で任されることになったんです。

相手は誰もが知っているような企業の社長さんで、一代で大企業に育てあげた方でした。その方とのアポに、私は遅刻してしまったんです」(村田さん)

それは30分ほどの遅刻で、相手と会うまではどうにか言い訳をすれば何とかなる、その程度にしか考えていなかったそうだ。

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