※この記事は2010年07月31日にBLOGOSで公開されたものです

28日に死刑反対派として知られている千葉景子法務大臣が2人の死刑を執行し、国内のみならず海外でも話題になりました。
本日は、千葉大臣が死刑を執行したことに対する意見をまとめました。

■「BLOGOS」に寄せられた意見



突然の死刑執行に第一声は驚きの一言で埋め尽くされましたが、死刑制度の廃止を政治理念としても掲げていたはずだった大臣の心変わりに「死刑廃止を推進する議員連盟」としてともに活動を続けていた保坂直人氏をはじめ、各ブロガーの方から疑問の声が相次ぎました。

官邸に「死刑制度調査会」を設置せよ

保坂展人のどこどこ日記

千葉景子法務大臣は、死刑廃止を推進する議員連盟の会員である。その千葉大臣から、就任直後に秘書を通して「脱会届け」を受け取ったのは私である。後に会った時には、「立場が立場ですから」と言っていた。まさか、「死刑執行の準備」のためだとは思わなかった。.. 続きを読む


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「決してよろしいとは言いにくいが、それだけ死刑は大変、重い」(千葉景子法相)

マガジン9

この日の会見で、死刑制度について最初に質問したのは読売新聞の記者だった。法務省のサイトにはまだ7月27日の記者会見概要が掲載されていないが、私は自ら録音した会見の音声を文字に起こしてみた。ちょっと読みにくいが、空気を伝えるために一字一句、文の区切りには読点を入れてそのまま起こしてみた。しばらく我慢していただきたい。.. 続きを読む


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心臓が弱い人は民主党を支持するときには注意が必要~役人の論理の前で突然に変節する民主党の政治信条

木走日記

私は今回の死刑執行で千葉氏を個人的に批判する気にはなれません、しかし、どうにもこの突然の死刑執行は驚きであり、いろいろな意味で民主党政権についてあらためて深く考えさせられてしまいました。政治家の政治信条とは役人の論理の前では、なぜかくも簡単に変節するものなのでしょうか。 .. 続きを読む


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猛暑雑感

軍事評論家=佐藤守のブログ日記

彼女は学生時代、成田闘争で火炎瓶を投げて警察官の生命を奪ったとして告訴されたが、証拠不十分で釈放されたという。しかも死刑反対論者で拉致事件の重要人物・シンガンスの死刑に反対した人でもある。その彼女が突然2名の死刑囚を絞首刑で“始末”した。勿論死刑囚だから執行されるのは当然だが、執行人たる彼女の心境の変化は何か?と皆驚いた。.. 続きを読む


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意外だった千葉法務大臣のやる気

早川忠孝の一念発起・日々新たなり

司法法務行政の長として、千葉法務大臣が不偏不党中立校正無私の態度を自らの行動で示されたことは良かった。過ちを革むるに憚るなかれ。これで少なくとも検察や法務行政が時の政治に大きく左右される、という懸念は当面なくなった。良かったと思う。法務大臣も法の番人である。.. 続きを読む


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【ムネオ日記】2010年7月28日(水)

ムネオ日記

政治家が信念や勇気を失い、心がなくなったのなら、辞めるべきだというのが私の考えである。民主主義の一番大事な選挙という手続きで、国会議員から民間人になり、千葉大臣に大きな心境の変化があったのだろうか。.. 続きを読む



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