フェルナンド・トーレス(22)が今年こそアトレティコ・マドリーを去るだろうという噂は後を絶たず、彼の移籍の噂はこの時期いつも紙面を賑わせている。

F・トーレス本人は目下バカンス中で、フットボール界の喧騒をシャットアウトしており、去就についてもはっきりと明かしていないが、予定通り今週金曜日(21日)からアトレティコのプレシーズンに合流することになっており、将来についても彼自身から説明があるはずだ。

F・トーレスの代理人は、「7月21日からアトレティコのプレシーズンに合流するし、ドイツと中国遠征にも参加する。今のところ目新しい動きは何もないし、彼に対するオファーも存在しない」とコメント。ファンを安心させるメッセージを送っており、クラブ側も「フェルナンドはアトレティコでタイトルを獲得したいと思っているし、まだまだここにいることを望んでいる。もし本人が移籍を望むなら話し合うつもりだが、残留するだろう」との移籍の噂を否定していることから、F・トーレスがアトレティコを出ていく可能性はかなり低いと思われる。また、スペインのラジオ番組内で、インテルが提示してきた3800万ユーロ(約55億円)のオファーをアトレティコが断ったとも伝えている。

いずれにしても、F・トーレスを巡る移籍の噂はまだまだ止みそうにない。