本日(7月17日)より、05/06シーズンのリーガ、チャンピオンズリーグの覇者バルセロナの06/07シーズンがいよいよスタートする。ライカールト監督は、ワールドカップ参加組とエトーを除いたトップチーム11選手と下部チームから6選手を召集。その中には新加入となったエイドゥル・グジョンセンも含まれ、そしてワールドカップ開幕直前に右ひざ半月板を損傷し、同大会を断念したエジミウソンも、リハビリをきっちりこなし、プレシーズンに間に合わせてきている。

プレシーズン初日となる17日は、選手達のコンディションをチェックするため、慣習のメディカル・チェックを行い、翌18日から本格的なトレーニングが始まる。ラ・マシア練習場で行われるトレーニングは、午前午後の2セッションで構成され、フィジカル・トレーナーの作成したフィジカル強化を目的とした厳しいメニューをこなしていくことになる。06/07シーズン、バルサは6つのコンペティション(リーガ、チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯、スペイン・スーパーカップ、ヨーロッパ・スーパーカップ、世界クラブ選手権)を戦い、最大63試合をこなすことになるため、このプレシーズンで超ハードスケジュールを乗り切るフィジカルをしっかり作っておく必要がある。

バルサのメンバー達は、18日から22日までラ・マシアでトレーニングを行い、その後1日の休暇をはさみ、24日から29日までデンマークのアールスに場所を移し、集中合宿を行う。エトーはアールスでの合宿からチームに合流する予定だ。そして、ワールドカップ組が合流した後、8月1日からメキシコ・米国遠征を行う。